若い警備員と高齢の警備員が現場で働く時にどちらの方が仕事に対してメリットとデメリットがあるか

施設警備員として働いている時、自分の現場にいる警備員さんは何歳くらいの人で構成されていますか。現場によっては若い人しかいない、もしくは定年以降の人しかいない、なんて年齢をわざと偏らせている所もあるでしょうが、大抵は上から下まで様々だと思います。そんな時、若い警備員と高齢の警備員ではどちらが優位なのでしょうか。

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若い警備員のメリットとデメリット

施設警備員で若い警備員さんというのは、私の周りにはあまりいません。

過去には大型商業施設の現場に何名かいましたが、基本的にはヒマな現場と云う所には高齢の警備員さんが多めな印象があります。

 

まあ、これらは警備会社にもよる所も大きいでしょう。

若い警備員さんが入社してくる機会が多ければ、どこの現場でも若い警備員さんが多めになると思いますが、田舎のそれほど知名度もない警備会社では、若い人材は余り参入してきません

 

そういう意味では、前の警備会社の方が知名度もあり、若い警備員さんが良く入社されていた様な気はします。

もっとも、大型商業施設ではあまりにも高齢の警備員さんでは1週間も持たない可能性もあるので、会社側は意識して現場配属の調整をしていた可能性もあります。

 

メリットして若い警備員さんは、多くの人が仕事の覚えが早く体力もあります。

多少無茶な当直勤務でも、高齢の警備員さんよりは期待できます。

 

デメリットしては、社会人経験が少ないので人とのコミュニケーションが高齢の警備員さんよりも劣ります

臨機応変な対応を苦手とし、対人でクレームになる場合もあり得ます。

また、警備業という仕事以外でも活躍できる機会も多いので、警備業界に長く留まらない可能性があります。

高齢の警備員のメリットとデメリット

高齢の警備員さんは、警備業界内でも人数が多く、あらゆる現場で目にする事だと思います。

今まで勤務してきた現場で必ず一人は70歳近い年齢の警備員さんを見かけました。

団塊の世代の人たちは今や70歳代であり、彼らが警備業界に参入しているので、警備員の平均年齢も高めです。

 

体力面であまり期待が出来ないので、施設警備の現場でも余りキツイ現場には配属されていない場合が多いと思われます。

しかし、一概にすべての高齢警備員さんがそうとは限らず、過去に大型商業施設の現場にも70歳近い高齢警備員さんが勤務していました。

 

メリットとしては高齢の警備員さんは、警備業界に多く参入しており、実際多くの現場で働き人手不足を食い止める役割を担っている。

多くの現場で働いているので、中途で入って来た高齢警備員さんの相談や心の支えにもなっている。

また、人生経験が長いので対人でのコミュニケーションは現場で非常に役に立つ。

人生の最後の仕事と覚悟して参入してきているので、よほど待遇が悪くなければ長く勤務してくれる。

 

デメリットとして、年齢が高いので体力の必要な現場での仕事にはあまり向かない。

人にもよるが、体力面以外でも認知機能の低下が目立つ場合は、若い警備員よりも業務処理が遅い時もある。

業務を記憶するという面においても、若い警備員と比較すると劣る人もいる。

警備業は年齢は一切問わないのは本当か

施設警備員に限らず警備業という仕事は、他の仕事に比べてそれほど難しい仕事ではありません。

そして、高齢者の方が多く参入しているので、どこの警備会社でも高齢の人は多いと思います。

若い警備員と高齢の警備員、どちらの方が現場にとって必要かというと

 

「仕事に年齢は関係ない」

 

といえるでしょう。クライアントが自分の施設に配属させる警備員に対して、年齢を制限してくる場合を除いて、余り年齢は関係ないと言えるでしょう。

いくら若くても仕事に対していい加減な人もいれば、70歳過ぎていても仕事の覚えが良く業務もきっちりできる人は居ます。

また逆も然りです。

 

警備業に限らずどんな仕事も同じですが、責任をもって同僚から頼られる様な人であれば、何歳だろうと活躍できるのです。

その点、警備業は定年が無いので、人生経験豊かな高齢警備員さんの方が若干有利だと言えるかもしれませんね。

 

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