施設の外周巡回をしていると植え込みなどにゴミが捨てられているが不審物が無いか確認するべきである

施設警備員は施設内の外周巡回をする時、植え込みの中なども見える範囲でも良いので確認した方が良いでしょう。過去に敷地内の外周巡回をしていた当時、発見する事はありませんでしたが、植え込みの中に不審物が置いてないとも限りません。

スポンサーリンク

敷地内の外周巡回

施設警備員は現場にもよりますが、敷地内の外周巡回を夜間にする場合があります。

これはその施設ごとで、警備員にどんな巡回をして欲しいのか、という事は様々ですが、多くの場合は施設の外扉の戸締り確認や不審者または不審物など、施設に対して影響を及ぼす可能性のある物が無いか見て回る業務です。

 

今まで経験したすべての現場で敷地内の外周巡回はありました。

そのいずれも戸締り確認と不審者や不審物などが無いか、という業務です。

まあ、中には不審な残留車両が無いかを見回る業務が含まれている現場もありましたがね。

 

そんな施設警備員が敷地内の外周巡回をしてきて、今までそこまで大きな事案に遭遇した事はありませんでした。

良く現任教育の時などに「外周巡回をする時は暴漢者に襲われない様に気を付ける事」という話を聞かされましたが、一度も遭遇した事はありません。

 

そんな外周巡回ですが、戸締り確認や不審者又は不審物以外にも見るべきものがあったりします。

植え込みの中の不審物

どこの現場でも同じ様に指導されているとは限りませんが、施設警備員が敷地内の外周巡回をする時、その多くの現場には植え込みがあると思います。

敷地内に植え込みが一切ない施設もあるかもしれませんが、もし自分の勤務する現場に植え込みがあるのなら、外周巡回をしている時に、その植え込みにも気を使って欲しいと思います。

 

敷地内の全ての植え込みを外周巡回時に見て回っていたら、とても予定通りの時間内に帰着出来ないかもしれないので、自分の現場の外周巡回の時間内に確認できる範囲で構いません。

この植え込みですが、施設によっては植物の手入れが余りされていない所も多く、今まで勤務してきた印象では、クライアントは1年に1回程度しか剪定業者を手配していません。

 

これはお金のかかる事なので、経費をあまりかけられないクライアント程、植え込みの手入れが行き届いていません。

そんな植え込みですが、時にはそこに不審物がある事もあったりします。

 

どこかで盗難された物品などが、手入れのされていない植え込みに投げ入れられていたり、もしかしたら動物の死骸があるかもしれません。

まあ、物騒な話ですが人間でなく動物であるならまだマシですよね。

 

人の往来のにぎやかい施設でも、手入れのされていない植え込みなどは人の目も行き届きにくく「まさかそんな物が」という物が植え込みに隠されているかもしれません。

 

植え込みなどは、剪定業者以外の人が関与する事は中々ありません。

その為、外周巡回をした警備員が毎日でなくても、気が付いた時や外周巡回時に時間のある時などに確認するだけでも効果はあります。

 

幸い、今まで勤務してきた現場で外周巡回時に、植え込みの中も確認してきましたが、事件に繋がる様なものは発見した事はありません。

一人で見回る危険性

施設警備員が敷地内の外周巡回をする時間帯は、主に夜間である場合が多いと思います。

現場によっては、日中の巡回時に外を見回る瞬間もあるかもしれませんが、可能であれば明るい時間に確認できるのが理想かもしれません。

 

夜間の外周巡回は、警備員が一人で見回る事も多く、周りも暗いので万が一人が近づいてきても気が付かないかもしれません。

以前の会社でも他所の現場で、外周巡回時に暴漢者に襲われた、という話も聞きました。

 

実際に巡回中の警備員が襲われた事もあるという危険な業務です。

そんな夜間外周巡回時に、植え込みの中に気を取られているとその瞬間スキが出来てしまいます。

現場ごとでどの様な植え込みかは様々ですが、かがんで覗き込むような姿勢を取っていては後ろから誰かが近づいてきても分かりませんからね。

 

そんな夜間での外周巡回時に植え込みを見るのは危険かもしれませんが、不審物があるかもしれない、という事も忘れずに気が付いた時に確認する事をお勧めします。

 

警備のしごとのトップページ

スポンサーリンク