施設警備員は長時間の勤務時に仮眠時間があります。この仮眠時間はたいていの場合夜中の時間になる事が多く、22時以降に4時間程度与えられている事が多いです。しかしこの時間近くでも食事をとる警備員さんが意外と多く、寝る前に食事をとるのが習慣化した結果なのか、太ってしまっている警備員さんも少なくありません。
仮眠前の食事は意味がない
施設警備員は当直勤務ともなると、仮眠が与えられています。
どこの現場も似た様な時間帯に仮眠しており、たいてい22時以降に4時間程度の仮眠時間となる場合が多いです。
仮眠時間が夜遅い時間になるので、普通の人はそのような時間に物を食べるという事はしませんが、施設警備員さんの中には1日に3食以上食べる人もおり、仮眠する前に食事を摂る人も居ます。
今までの現場でも、仮眠する直前に食事をする人もおり、周りにその様な人がいると、それに影響されて仮眠直前に食事をする人が増えたりもします。
しかし、健康面で見ると寝る前に食事をするのは余りよろしくない様です。
人は寝ている時間帯に胃袋に食べた物があると消化器系の活動が活発になる為に眠りが浅くなるとも言われています。
ただでさえ短い仮眠時間なのに、消化器系の活動のせいで眠れなかったり、眠りが浅く疲れがしっかりとれなかったりするようです。
昔から食べてすぐ寝ると牛になる、なんて言われたりもしますが、食べて直ぐに眠ると良くないという事は、実は科学的な根拠もあったりするのです。
肥満体型の原因にもなる
仮眠の時間でなくても、眠る前に食事を摂るという事は太りやすくなる原因でもある様なのです。
寝る前に食事を摂ると、体は食べた物を消化する為にエネルギーを使い、代謝が悪くなるとも言われています。
代謝が悪くなるという事は、食べた物が体に吸収される量が増え、それが脂肪として蓄積されるようです。
もし太りたいのであれば、このやり方で間違っていませんが、医師から痩せるよう指導を受けている人や、肥満体型になりたくない人はこの習慣を止める必要があります。
特に施設警備員で当直勤務の多い人は、1日の食事回数が3回以上になる事も不思議ではありません。
更に、食事以外の間食も多い傾向にあります。
待機時間が多く長いので、その時間帯におやつを食べる人も大勢います。
過去の現場を見ても、半数以上の警備員さんが待機時間に間食をしていました。
ただでさえ食べる量が多いのに、仮眠直前まで食べていたら太るのも当然です。
しかし、何も食べないというのも力が出ないという事もあるので、せめて食べる時間をコントロールするが良いでしょう。
仮眠3時間前には何も食べない
警備業でなくても「寝る前に食べるのはよくない」という事は云われています。
どうせ寝るのだから、何も活動しないのであれば食べる必要は無いと思うのに、と思います。
食事の後に力作業でもするのであれば食事の意味はありますが「後は寝るだけ」という状態で食べる理由が分かりません。
まあ、お腹が空いて眠れない、という理由は分からないでは無いですがね。
それならば、食事はせめて寝る前の数時間前までに、と留めておくべきでしょう。
だからと言って仮眠する数時間前に食い貯めする様なドカ食いをするのではなく消化に良い軽めなものにするのが良いでしょう。
少しでも胃腸の負担を軽減する物を選ぶべきです。
今周りに居る警備員さんで仮眠の前でも食事をする人は若干名いますが、そういった警備員さんはやはり肥満体型の人ばかりです。
自分の体の事なので、食べるという欲望に負けて食べるのではなく、食べ方をコントロールできる様になって欲しいと思います。