大型商業施設に勤務していた当時、毎朝朝礼を実施していましたがその時の引継ぎが内容も多く、短時間で終わった事がありません。報告する内容が必要なさそうな事まで伝えており、更に毎日何かしらの事案が発生していたのでそれを全て報告しているので、毎日長い朝礼となってしまっていたのです。
大型商業施設の朝礼時の引継ぎ
当時勤務していた大型商業施設では毎朝朝礼を実施していました。
その朝礼の時に、前日の報告書を全員の前で読み上げていたのです。
朝礼に参加しているのは、前日の勤務者と当日の勤務者になるので、前日の内容を知らない人が半分は居るという事になります。
その為にわざわざ読み上げていたのだと思いますが、これ以外にも理由はあったようです。
この前日の報告書を読み上げるという時間がその現場では長い時間を要していました。
長いと言っても5分から10分程度ですが、報告で5分以上は長いと思います。
事案が多いのと無駄な報告
当時の現場では毎日何かしらの事案が発生していました。
小さな事から大きな事まで、迷子から警察がらみの盗難など、これらすべて警備員は警備報告書というものを記して、毎日クライアントへ提出しています。
警備報告書というものはどこの現場でもあると思って良いでしょう。
まあ現場によっては営業所が作成している様な所もあるかもしれませんが、ほとんどは現場で作成する事になるでしょう。
そんな警備報告書を毎日朝礼時に読み上げているのです。
しかし、その時から思っていたのですが、記載されている内容全て読み上げる必要も無いのでは、と思っていました。
その日発生した事案などは必要かもしれませんが、どのテナントの従業員が何時に最終の退店者だったとか、来店者が何人だったとか別に後で各々が報告書に目を通せばよいのに、と思ったものです。
そのせいで時間外労働にあたる時間を割かれていたのです。
当時は誰一人、無駄な時間?だという愚痴を言う人は居ませんでした。
その為に、声を上げる事が出来ませんでした。
毎日当たり前の様にしていたので、誰も疑問に思わなかったのかもしれません。
当たり前の様にと言えば、その朝礼時に礼式の訓練もしていました。
周りに見せる為に格好をつけているだけ
礼式の訓練というのは、回れ右や敬礼などの動作の訓練です。
勤務中にこれらの動作が必要な場面は正直ありませんが、これらの訓練は日頃から行っていないと、警備員の中には壊滅的に出来ない人も居るので、良い事だと思います。
しかしこれは後で知った事ですが、警備報告書の読み上げや、礼式の訓練などこれらの行動はすべて
「周りの人やクライアントに対してのアピールの一環でもある」
と聞きました。
確かに制服を着た警備員が勢ぞろいして報告をしている様や、礼式で号令をかけている姿は、見慣れない人からすると立派に見えるかもしれません。
朝礼は出勤してくる従業員から見える位置で行っていたので、それを聞いて納得しました。
確かに周りに対する良いアピールなのかもしれませんね。
ですが、警備報告書の読み上げや礼式の訓練は決してアピールだけの為ではなく、それを実施した警備員としての良い経験値にもなっていたと思います。
かしこまって報告書を読み上げる経験、礼式を毎日実施して体に覚えさせる。
これらは施設警備員として働く上でいつか役に立つ事があると思います。
いつどのような現場の配属になるか分からない中で、こういった事を経験しておけば異動先でも恥をかかずに済みますからね。


