施設警備業務には当直勤務という働き方があります。この働き方は1か月あたりの出勤日数が少ないという事で、結果的に休みの日が多くなりプライベートの時間が充実するというとても良い働き方だと思っています。問題があるとすれば当直勤務なので現場によっては睡眠不足になり健康を害する可能性があるという事です。
施設警備員の当直勤務
施設警備業務の中には当直勤務という働き方があります。
これは全ての施設警備の現場であるわけではなく、その現場ごとで勤務スケジュールとして取り入れていない所もあります。
この当直勤務ですが、基本的には24時間その施設に常駐して働きます。
朝8時に上番したのなら帰る事が出来るのは翌朝の8時です。
慣れない初めのうちはこの時間が長く感じる人も居るかもしれません。
むしろやるべき仕事が多くてあっという間に感じる人も居るのかもしれません。
24時間も同じ建物内に居て、そんなに仕事があるのかと思うかもしれませんが、施設警備の実施する業務は多岐にわたります。
出入管理業務という受付場での対応や、建物内を見回る巡回業務、施設から預かっている鍵の貸出し、建物内に設置されている防犯カメラの監視業務など、その施設ごとで仕事は様々です。
それを365日24時間、警備業者が仕事を請け負っているのです。
管理は24時間体制で実施するので、勤務も24時間が都合がよかったりするのです。
プライベートの時間が増える
24時間働いた後は、その翌日は丸々お休みです。
厳密には非番と呼ばれたりもし、一応勤務の様な日でもありますが、休みの様なものです。
更に現場によってはその翌日もお休みな場合もあり、当直勤務はこの3日間でワンセット、という警備会社や現場もあるかもしれませんね。
3日間のうち24時間働くという事なので、残りの2日間は休みいわゆる個人の時間となるのです。
3日働いて2日休みとなるので、1週間で考えると2~3日の出勤で良いという事になります。
これならプライベートな時間もたっぷりあるというものです。
もし警備員としてプライベートな時間も欲しい、と思っている人はこの当直勤務であれば労働も休暇も両方しっかり取る事が可能です。
24時間勤務という弊害
3日間のうち1日だけの労働で良いので残りの2日は休みなのはうれしい働き方ですが、実はこの当直勤務というものは意外と大変だったりします。
一応、休憩時間や仮眠時間などしっかり与えられていますが、仮眠時間というのは名前の通り仮眠しか出来ません。
多くの現場では4~6時間程度の仮眠時間が与えられていますが、実際寝られるのはこの時間よりも少ない時間となります。
夜中の0時から朝の4時までの仮眠時間だとして、0時から4時ギリギリまで寝られるわけではありません。
仕事の片付けや着替えなど横になるまでに30分くらいかかる事は普通にあり、それだけで仮眠時間は短くなります。
更に起床するタイミングも、着替えや起床後の業務の準備などで30分くらい前に起きる必要があったりします。
これはこれまでの現場の仮眠時で当てはまりました。
どこの現場でも定刻通りには寝られず、また仮眠終了時間ギリギリまで寝ていられませんでした。
結果的に前半と後半部分の合計で、約1時間は仮眠時間が削られる事になります。
4時間の仮眠時間であれば実質3時間、それ以上長い仮眠時間が与えられていても同様に1時間は削られる計算となります。
この短い仮眠時間で翌朝帰宅しても、その日1日元気よく活動する事は中々難しいでしょう。
特に年齢を重ねれば重ねるほどそれはキツくなります。
帰宅後、椅子に座ってパソコンの画面を見ているといつの間にかうたた寝をしている事は実際何度かありました。
3日の仕事の内、たった1日24時間の勤務だけで後の2日は休みと言われても、睡眠不足による弊害やフルに活動できない日もある事を考えると、必ずしも最高に良い働き方とも言えないのが現実です。
体を壊さない程度な働き方が出来るのが理想なので、無理をしない程度に仕事に臨んで欲しいですね。


