クライアントが修繕費をケチる事で建物としての防犯面に影響が出ると警告しても経費を出さない

どこのクライアントも同じですが、警備員が建物に関する設備が壊れており防犯面に不備があると報告しても、修繕してくれないというのはよく聞く話です。扉が壊れているので修理しないと、外から不審者が侵入できてしまうと話しているのに、そのままにしておくのは、一度痛い目にあってから出ないと分からないのかもしれませんね。

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建物の防犯面に影響

施設警備員はその建物のあらゆる異常を把握しています。

あの扉の鍵が壊れかけているだとか、施錠出来ない扉があるなど、普段巡回をしていると気が付く事は多いです。

 

もちろん、その都度報告し修繕の提案を出している事でしょう。

しかし、多くの場合クライアントは話は聞くが、直ぐに経費をねん出して修繕してくれる現場は少ないのではないでしょうか。

 

今まで私が勤務してきた施設も、いずれも報告した後に担当者が確認し、即修繕の対応に入る、という流れはよほど目に付く様な異常でもない限り動いてくれる事はありませんでした。

特に商業施設の場合は、売り上げに関係の無い予算にもなるので、中々動く事は無かったです。

 

しかし、警備員から報告する内容は、防犯面に関した報告が殆どで、業務経験からも対応しないと事案にも発展してしまうかもしれないという事柄ばかりです。

それでも、クライアントは今日問題が起こるわけではない、とタカをくくり修繕しようとはしません。

修繕費という経費を出したくない

クライアント側も突然の修繕費を出すという事は難しい、という理由もあるでしょう。

建物は古くなってくると色々な箇所で問題も増えてきます。

 

扉が閉まり難くなったとか、雨漏れがする、また自動ドアの調子が悪いなど挙げたらキリがありません。

施設ごとでそれぞれの問題があると言って良いでしょう。

 

その為、毎年のようにどこか修繕をする事になるのですが、お金を湯水のように使えるわけでもありません。

しかし、少なくとも修理しないと、夜中に外から不審者が入りたい放題になってしまう、という状況であってもお金が出ない事もあります。

 

警備員はそこの事を報告しているので、出来る限り業務内の事は尽くしますが、業務の範囲以上のコトが起きてもカバーしきれません。

その位の問題提起をしているのに、修繕してくれないクライアントなんてどこにでもいます。

 

今まで勤務してきた現場の多くはそんな感じでした。

「このままだといつか侵入事案になってしまう」

という様な状態でも、奇跡的に誰も入ってこないので問題になっていないだけです。

まあ、まさかその扉は施錠がされておらず、いつでも入る事が出来る、なんて相手も思っていないのでしょうね。

 

それほど危険な現場もあるのです。

警備員と設備員が忠告しても無視

警備員がそれほど警告しても、クライアントは経費を出せない、出したくないので放置されてしまうのです。

時々、修繕してくれない為に侵入事案に発展しても警備員の責任なんかにしないで欲しい、と思ってしまう程です。

 

我々は、再三修繕し無い事の危険を訴えてきているのに、どんな理由であれそのままにしていたのはクライアント側です。

その状態を放置している事で、警備員の通常業務でカバーできることはありません。

 

元々、その扉は施錠されている事が正常である状態で警備業務を引き受けているので、修繕されていないままの警備業務の保証はできないからです。

本来なら、夜間にその壊れている扉のそばに警備員を立たせるくらいの事でもして、臨時警備を提供したいくらいです。

その位の事でもしないと、施錠出来ない扉は心配ですね。

 

通常とは違う状態になっている場所に関しては、予定外の経費になると思いますが、防犯面の事を優先に考えて一刻でも早く修繕して欲しいと思います。

 

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