施設警備の業務は基本的にそれほど難しいものではありません。出入管理の受付場の業務や巡回など、現場によっては1日で覚えられる様な内容ばかりです。しかしその単純な業務でも各現場で専用の規則などがある為、結果的に覚える事が増えてしまっているのです。これについていけない警備員さんも少なくなく、施設警備は覚える事が多いと言われる原因の一つでもあります。
警備業務は単純である
施設警備の業務自体は単純なものが多いです。
出入管理業務は、簡単に言えば本人確認をし専用の受付簿に記載していただき入館証を渡すだけの仕事です。
巡回は建物内の注意するべき点を把握し見回る簡単な仕事です。
注意するべき点というのも警備隊内で共有化されているので、それに従うだけです。
警備室内でも鍵の貸出しや防災監視盤などもありますが、先輩警備員から指導を受け、それぞれの業務も特に難しい事は有りません。
警備員になった時にこれまで経験した事の無い様な事ばかりなので初めは戸惑う事もありますが、毎日同じことの繰り返しなので数か月も経てば自然と身に付きます。
この様にそれほど難しい事をしているわけでも無いのですが、施設警備の仕事でも長続きしない人が居るのも事実です。
現場の規則は大変である
施設警備の業務はそれほど難しい事ではありませんが、いわゆる現場ルールなどがあり全体の難易度を上げています。
これは施設側でもあるクライアントが決めたルールであったり、警備会社の現場のルールだったりします。
前の現場ではこうだったのに、別の現場へ行ったら全く逆の事をしていた、だとか多くの現場を経験している人ほどこの現場ルールに悩まされている事と思います。
クライアントの役員の顔を覚えなければならない現場もあれば、特に顔を覚える必要がなかったり、出入管理業務で身分証の確認が徹底されている所もあれば、受付台帳への記帳だけで身分証の確認をしていなかったりと様々です。
この細かい規則を覚える必要があるので、全体的に施設警備業務は覚える事が多いという印象を与えてしまっています。
実際過去に初めて配属された現場は、大きな施設だったので覚える事が非常に多く初めのうちは「辞めたい」とずっと思っていました。
現場によって楽な所は驚くほどラク
そうかと思えば警備会社を移籍し別の現場へ行った時、現場のルールは有ったものの、以前の現場ルールより遥かに少なく、また警備業務もキツクは有りませんでした。
この時初めて「施設警備の現場は大きな落差がある」と知ったのです。
現場によっては同じ施設警備業務でも驚くほどキツさやラクな差が大きいのです。
例えば出入管理業務では忙しい現場では1日何百人と受付対応するかと思えば、暇な現場では1日で10件も無かったりします。
これだけで仕事量が10倍は異なります。
また巡回も1回見回るだけで数時間かかるかと思えば、別の現場では30分以下で汗一つ掻かないなんて事も。
そして現場ルールも警備隊で厳しく守っている現場があれば、特に厳しい規則も無くのんびりしている現場もあるのです。
通常の警備業務と現場ルールでがんじがらめな所と、マッタリした現場ではとても同じ施設警備とは思えないでしょう。
これを当たり外れの現場と呼んだりしますが、警備員さんの個人の働き方によって当たり外れは変わるものです。
色々警備員としての仕事を学びたい人にとっては、キツイ現場の方が得られるものも多いですが、暇な現場では大した経験は得られません。
反面、とにかくラクして働きたいと思っている人にとってはキツイ現場は大外れな現場と思い、大した経験も出来ないラクな現場は大当たりとも言えます。
施設警備の仕事は始めに覚える事は多いかもしれませんが、一度覚えてしまえば後は毎日同じことの繰り返しです。
キツイ現場もラクな現場も、全てを覚えきる期間は異なりますが後は毎日の繰り返しで気にならなくなります。
現場ルールが現場ごとで異なる点はどうにも解決できませんが、慣れるまで大変かもしれませんがどうぞ頑張ってついてきて欲しいものです。


