今の世の中はコロナのせいで仕事を無くし、騒動前より確実に失業率が上がっています。にも関わらずウチの現場では人手不足が解消されず、やっと人が入ったかと思えばとんでもない人だったり、訳の分からない事を言って直ぐに辞めてしまう様な人しか来ません。今ではそこまで職を選べる程ではないはずなのですが・・。
現場は相変わらずの人手不足
ウチの現場はスタートした時から人手不足です。
他所の現場から応援者として来てもらわなければならない程、人員不足なのです。
それでもやっと配属された、と思ってもとんでもないワガママを言う様な人だったり、こんなに楽な現場なのにこれ以上何の不満があるのか、と思う様な文句を言って辞めてしまう様な人ばかり入ってきます。
警備業界に良くある事ですが、人が足らないので入社人に対してはそれはもう、みな丁寧に接しています。
中には厳しい事を言う隊員さんもいますが、話を聞く分には至極まっとうな範囲の指導です。
それでも抜けてしまうのは、やはり特殊な勤務体系にあるのではと個人的には思っています。
当直勤務ではないのですが、変則的な勤務が多く警備員の仕事に慣れていない様な人にとっては中々受け入れがたい勤務なのかもしれません。
使えない警備員が目立つ
それでもせっかくこの現場に来てくれたので、みな丁寧に指導するのですが、ここ最近入社してくる隊員さんが揃って、警備員としての適性に向いていないのです。
仕事に対して規則を守らない様な人であったり、業務に対して文句を言うだけ言って最後には退職してしまったりと、ここ数年で一番新人警備員に恵まれていないと言っても過言ではありません。
これだけ仕事にならない警備員さんを入社させている営業所に文句を言いたいところですが、あちらでもそれ以上に応募してくる人材から悩んだ末の採用だと思うのでそこまで強くも言えません。
最近は、応募してくる人も多くなりそれに反して警備員らしい人材も少ないのかもしれませんね。
彼らも社会人としてはそれなりに通用するかもしれませんが、警備員としてやっていくには少々合わなかったのかもしれません。
労働者のワガママが増えた
今入社してくる警備員さんたちは、給料や仕事内容に関して納得がいかないと会社にすぐ文句を言います。
会社側が人手不足なのを分かっていて、言いたい事を言っているのです。
ワガママを言えば会社は言う事を聞いてくれる
そう思っているかのような言動が目立ちます。
会社側も辞められては困るので、可能な範囲で希望を聞いているようです。
しかし、それでは今までここにいた隊員さん達はいい顔しませんよね。
ロクに仕事も出来ない人間のワガママは聞き入れる、それでは自分は何なのかと。
そこで折り合いがつかないと、その警備員はよその現場行くか退職して最後には、また人手不足なこの現状に逆戻りです。
世の中は仕事が無いはずなのに、この現場では人手不足で入社した人間は「これでは給料が少ない」とワガママを言う。
仕事があるだけありがたい、と働いている我々からすると、なんて自分勝手な人たちだ、とただ驚くばかりです。