巡察の時だけ大人しくいつもはしない元気な挨拶をする周りから嫌われている警備員

施設警備員として勤務していると、定期的に営業所から巡察と称して偉い人が来ることがあります。この時だけいつもとは違う態度になる警備員がおり、普段は仕事に対して文句を言ったり、同僚にまともに挨拶もしないのに、巡察で来た偉い人に対しては「真面目で挨拶もしっかり出来る」警備員を演じています。そんな態度を見て周りの警備員さんからは冷たい目で見られているとも知らずに。

スポンサーリンク

巡察は月に1回以上するもの

巡察とは月に数回、営業所の偉い人が来て現場にいる警備員に対して業務に関する指導をするものです。

月に1回以上となっているので、2回でも3回でも良いという事です。

 

通常、営業所でも仕事があり、また別の現場へも巡察をしなければならないので、私が今まで経験した現場での巡察は1回、もしくは2回くらいしか来ませんでした。

各警備会社で用意した指導項目に沿って、現場の警備員は指導を受けます。

まあ、正直巡察の指導項目もそれほど変わる事が無いので、どこの警備会社の現場でも

 

「書類にサインをする日」

 

くらいにしか思っていない警備員さんもいるのではないでしょうか。

営業所の偉い人が来る日でもある

巡察へ来るのは大抵、営業所の偉い人になります。

私は一現場の隊長でしかないので、巡察へ行く人の基準や巡察そのものの意義は知りませんが、現場に巡察が来ることが分かると少々周りの気が引き締まるのは間違いないです。

 

普段顔を合わす機会の少ない営業所の上司が来るので、よく顔を合わす隊長クラスの人は別にして、どんな人かまたどんな厳しい事を言われるのか緊張するのは無理もありません。

巡察へ来た時は、自分の警備員の指導をする以外にも、お世話になっているクライアントへも挨拶へ行きます。

 

中には、わざわざクライアントまで挨拶へ行くのが面倒だと思っている上司もおり、警備員に一通り指導をしたらさっさと帰ってしまう人もいます。

これは現場ごとで違うので何とも言えませんが、商業施設の現場の時はクライアントも防災センター内にいるので、挨拶せずに帰るわけにもいかず、毎回必ず挨拶をしていきました。

 

まあ、そこの商業施設はクレームも多く、完全に警備会社がクライアントに頭が上がらない状態だったので、顔を出さないわけにはいかなかったのかもしれません。

それに引き換え、商業施設以外の現場ではそれほどクレームもなく、クライアントとも良い関係を築けていたので「ここぞ」という時以外は挨拶に行っていませんでした。

しかし、良い関係があるのならなおさら挨拶へ行くべき、なのかもしれませんがね。

巡察の時だけ大人しくなる者

この巡察の時になると、現場の警備員側でも大きな動きがあります。

普段顔を合わす事のない上司が来るという事なので、警備員の中にはビビっている者もいるのです。

普段は、仕事に対して小さな事でも文句を言ったり、同僚に対してまともに挨拶もしないという、協調性のない警備員がいます。

 

この警備員は同僚の警備員に対してはエラそうな態度を取っているのですが、この巡察の時だけはいつもと態度が変わります

毎日だらだらとした姿勢で仕事をしているのですが、巡察の方がいる時はきびきびとした態度で仕事をしているのです。

 

そして、いつもは同僚が声をかけてもろくに返事もしないくせに、この時だけは上司に声をかけらると、別人かと思う様な元気な返事をするのです。

この変わりようを見て、周りの警備員さんは彼の態度に呆れたり腹を立てる者もいます。

 

「普段からその態度で接してくれよ」

 

普段のだらしのない態度を私から得営業所へ報告済みなので、偉い人の前では良い警備員のふりをしているだけ、と営業所側でも知っているとは思うのですが、巡察へ来た上司の前では従順な警備員なので、上司も悪い気はしていないと思われます。

 

そして、巡察も終わりその上司が帰ると、その警備員はまたいつもの調子に戻るのです。

この様な警備員は、私が今まで経験してきて現場に必ず一人はいました。

そういう人は最後まで、その態度が改善する事はありませんでしたが、現場にいる警備員さんたちからは、共通して決して尊敬されるような先輩警備員ではありませんでした。

 

誰からも好かれる警備員になれ、とは言いませんが一緒に仕事をして、毎日文句ばかり言ったり挨拶もしない協調性のない態度は、誰からも好かれないばかりか周りから人が離れていってしまうだけです。

警備員は協力して仕事をしているので、少しでも同僚に迷惑を掛けないような言動を心がけて欲しいですね。

 

警備のしごとのトップページ

スポンサーリンク