トイレットペーパーのロールを便器に詰め込むイタズラはどこでもよくある出来事だった

商業施設で勤務していると、トイレの便器にトイレットペーパーをロールごと詰め込むイタズラをされたりします。これは犯罪行為にも該当すると思いますが、場所が場所だけに中々現行犯とする事が難しかったりもします。発生日時と防犯カメラの確認などである程度まで特定する事は出来るのですが。私が勤務していた現場では女子トイレでよく発生していました。

スポンサーリンク

トイレのいたずらは犯罪に該当します

商業施設で勤務している時は、トイレに関する事案もいくつか対応してきました。

その中でも、トイレットペーパーをロールごと便器の中に詰め込む、という事案は面倒であったのでよく覚えています。

トイレの事案もいくつかあり、中には犯罪行為に該当するものもあったりするのですが、このロールを丸ごと便器に詰め込む行為は間違いなく該当するでしょう。

 

ロールを詰め込んだ本人は自分のした行為が、犯罪行為に当たるのかなど知っているのかわかりませんが、何かそれなりな理由があっての事だと思います。

まあ、どんな理由があるのかわかりませんが、警察へ行った時にゆっくり話してもらえれば良いと思います。

 

私が勤務していた大型商業施設でもこのロールを詰め込む行為がありましたが、女子トイレで発生したという事と、トイレというプライベートな空間であるという事で、なかなか人物の特定には至りませんでした。

人物の特定が難しい事案でもある

トイレの中には防犯カメラは設置できません。

プライベートな空間でもあるので、ほとんどの施設ではカメラを設置するのであれば、せいぜいトイレの出入り口まででしょう。

私の知る限りでは、高速道路などのサービスエリアなどのトイレでは、中にもカメラがついていた様な気がします。

 

そんなカメラのない場所で犯行が行われても、誰なのかという人物を特定するのは難しいのです。

せいぜいトイレ前にあるカメラと、犯行のあった時刻を照らし合わせて、犯行のあった回数でなんとか人物の特定が出来る様になります。

 

そこまで絞り込めれば来店からトイレに入る前まで追う事が出来、あとは同じタイミングで警備員以外の関係者がトイレに張り付くのです。

これ以上は内部の動きになるのでお話しできませんが、この様にして現行犯として確保します。

 

万が一、人違いの可能性や話しかけた際に凶器で襲い掛かってくる場合もあるので、施設に対してよほど迷惑が掛かっていない限り、ここまでの行動はしないでしょう。

 

当時は、数年に及んでロールを詰め込む事案が何度かあり、同一犯かもわからない中、犯行がある度にカメラを見ては人物を確認しつつ、毎回あと少しと云う所で、犯行がピタッと止まり、というのを繰り返し、最終的には捕まえる事なく私は移籍してしまいました。

最後まで見届けたかったのですが、こればかりは仕方ありません。

 

こういったトイレに関する事案は、見つかり難いと相手も恐らく分かっているので無くなる事は無いのだと思います。

施設警備の現場によっては何も起きない

そんなトイレの事案ですが、配属先の施設によっては全く発生しない場合もあるのです。

私が大型商業施設の後に勤務したいくつかの現場では、ほとんど発生しませんでした。

大型商業施設の時と同じ様にトイレットペーパーのロールを便器に入れる、という事案は確かに1~2件はありましたが、それ以外は全く何もありませんでした。

 

商業施設での経験しかなかった当時は、トイレでのイタズラはあって当たり前な事だと思っていたほどです。

 

今現在の勤務先では、ここ数年の間トイレでの事案はゼロです。

 

施設警備員として勤務する時、色々な経験をしておいた方が、違う現場での勤務の時に過去の経験として役に立つ場合が多いです。

その中でもトイレの事案も一度は経験しておいた方が、対策や行動をとりやすいと思うので、何度も経験するのはキツいかもしれませんがぜひ経験するべきです。

 

警備のしごとのトップページ

スポンサーリンク