警備員の仕事は真面目にやってもいい事は無いから、ある程度手を抜いてやった方がいいよ、と言っている人をたまに見かけます。しかし実際にそう言われていい加減な仕事をして、現場を出入り禁止になった警備員も見ています。しかし24時間、ほんの少しも手を抜く事なく、下番まで気を抜かない、というのも現場によってはなかなか難しいと思います。
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施設警備員は業務中に緊急時には走って対応に当たらなければならないが緊急時に走れるか不安な人も多い
警備員は通常の業務中に、館内を走ってはいけないと指導されています。施設を守るべき存在の人間が、慌てて走るという姿を見た時、事情を知らない人がみると「何が危険な事が発生した!?」と勘違いを起こし最悪パニックが発生するからです。しかしいざ緊急事態が発生したら誰よりも早く駆けて対応にあたらなければならない、のですが実際の警備員が高齢の人も多く、そもそも走る事が出来るのか?という人も少なくありません。
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同じ現場で働く警備員なのにこうも見た目が違うのかと思わされる制服の着こなしをするポンコツ警備員
同じ職場で働いている警備員でも、制服の着方を間違うと同じ制服を着ているのか思うほど着こなしが残念なポンコツ警備員がいたりします。そんな警備員がどこの現場にも一人はおり、残念な着こなしは制帽に始まり、シャツやズボン、そして革靴と上から下までだらしの無い格好をしているのです。
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重要な引継ぎも出来ず人に物を伝える事が絶望的に下手くそな警備員は実は警備業務検定の資格を持っている
施設警備員は警備業務検定の資格を取得する事が出来ます。この資格を取得する際に、決められた時間内に相手に情報を伝える、という試験があります。資格を取得したという事は、この難関を突破したという事なのですが、資格を持った警備員で日常の業務で「相手に物を伝える」という行動が絶望的に出来ない人が居るのです。
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新人の警備員が手帳や資料を片手に仕事をするのはせいぜい1か月までにした方が良いのには理由がある
新人の警備員さんが現場で研修をしている時に、手帳や資料などを片手に仕事をしている事があります。まだ現場の仕組みに慣れていないので仕方の無い事ですが、それでも配属してから1か月くらいするまでには手帳や資料などを持ち歩いて仕事をしない方が良いと思います。これは本人の為でもありまた施設に対しても良くないからです。
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警備会社によって現任教育に参加しても「為になる」または「面白くない」という評価が分かれる講習
警備員は年に10時間の「現任教育」というものがあります。警備員として働き続けるにあたって、一定の警備業務を維持する為のものだと理解しています。これは警備業法で決められており、教育を受けないと警備員として働く事が出来ません。そんな教育ですが、警備会社や講師によっては「為になる」内容や「面白くない」という評価に分かれる事もあるのです。
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警備員は感情優先した業務をするのが良いのか規則を優先した業務をした方のどちらがよいのか
警備員は契約に基づいて仕事をしています。しかしその警備員の中には、その仕事が契約に基づいているという事を確認もせず、勝手に自分のルールで行おうとする者もいる始末。その理由が、これでは警備員の職場環境が悪いからという主張。自分の感情を優先して規則を無視した行動は、とても警備員とは思えない発言と行動なのです。 “警備員は感情優先した業務をするのが良いのか規則を優先した業務をした方のどちらがよいのか” の続きを読む
出入管理業務中にお客様とトラブルになる理由の半数以上は、受付対応した警備員に問題があるといえる
施設警備員が出入管理業務を行っていてお客様とトラブルになる事があります。今までどの現場でもこういった問題はありましたが、経験上そのトラブルの半数以上は、受付をしていた警備員に原因があった様に感じます。
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警備員の身だしなみを見ればその警備会社の隊員に対する指導の厳しさと教育の徹底具合が分かる
自分の警備会社でしかも警備隊内の隊員さんも同じですが、他所の警備会社の警備員さんの制服の着こなしを見た時に、残念だと思う時があります。ヨレヨレの制服を着ているだとか、丈や袖の長さがあっていない服を着ていたり、いつ洗ったのか分からないような制服を着ている人もいます。最近だと、ロン毛で阿弥陀被りの制帽の若い警備員さんを見ました。所属している警備会社は何も言わないのかな?と他人事ながら気になりました。 “警備員の身だしなみを見ればその警備会社の隊員に対する指導の厳しさと教育の徹底具合が分かる” の続きを読む
施設警備員が勤務交代の時に引継ぎなどの挨拶をする時の文言は警備会社によって文言や指導の徹底差が違う
施設警備員は勤務中に自分の配置していたポストを交代する事があります。例えば出入管理業務を1時間した後に、休憩していた警備員さんが交代に来てくれます。その時に警備会社によっては、引継ぎや交代の挨拶の文言が決まっている所もあったりするのです。過去の商業施設では、この文言は先輩警備員が厳しく指導していました。
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警備員は交代時に引継ぎを行っている
施設警備員に限った事では無いですが、警備員は勤務の配置を時間ごとで交代しています。
例えば立哨を1時間続けた後に、交代の警備員さんが来ます。
その時に、交代に来てくれた警備員さんにこれまでの時間で、引き続き業務として伝えるべき事を伝えておくのです。
「〇〇時に予約の〇〇さんが見えたら事務所へ連絡する事」などです。
こういった引き継ぐを忘れると、警備員が責任をもって対応するべき事柄を交代した警備員さんは、内容を聞いていないと対応出来ません。
その為、交代時の引き継ぎ事項というのは重要な事なのです。
どこの現場でも、この引継ぎをするという行為は出来ていましたが、この引継ぎの時の文言というものが警備会社によっては徹底されている所もあります。
以前の大型商業施設勤務の時の現場では、この引継ぎの時などの文言が、先輩警備員によって
ある程度「定型文」化されていました。
引継ぎの時の文言が決まっている
警備会社や現場が変わると、交代時の文言というものの扱いも変わります。
大型商業施設の勤務の時は、巡回や立哨などの交代時に引継ぎをする時や業務報告をする際、ある程度の文言が決まっていました。
「〇〇警備士、店内巡回終了しました。特に異常ありません」
店内巡回を終えた警備員はこの言い方で統一されており、言い方を間違えると先輩警備員から指摘されるほどでした。
警備員としては初めての現場、そして新人警備員として入った時に指導されたので、どこの警備会社も警備員は皆この様な言い方を指導されるのかと思ったほどです。
一番初めのうちに指導されれば慣れるもので、自分よりも後に入って来た後輩警備員さんにも同じように指導しました。
後で分かった事ですが、この統一された文言は「魅せる警備」という目的の為に、その現場もしくは警備会社が決めていた様です。
どの警備員もみな同じ様な報告をしていれば、周りでその報告を聞いているクライアントに対して好印象を与えられる為にしていた、と聞いた記憶があります。
その為、違う警備会社へ移籍した後での現場の交代時の引継ぎに面食らったものです。
警備会社によってはいい加減な所も
大型商業施設勤務の警備会社から別の警備会社へ移籍した時、その現場での引継ぎ時の報告には驚きました。
時に決められた報告の文言も無いので、警備員さんによっては みな報告の仕方がバラバラです。
「はーい、交代ですー」や「どうぞ~」または「・・・(無言)」
ああ、文言が統一されていないと見ていてこれほどだらしなく見えるのか、と思ったものです。
規律ある姿勢や行動をし精悍に見せる事で、良い仕事をしているという「好印象」を与えようとした時、統一されていない報告の仕方の現場の警備員を見ていると、だらしなさを感じるほどです。
行き過ぎれば軍隊チックに見えてしまうかもしれませんが、そこまで行き過ぎない程度に統一された報告は必要だと思ったものです。
現場レベルでの業務、しかも交代時の報告の文言となると、多くの警備会社ではそこまで指導していないのでしょうか。
どれだけヒマな現場でも、警備員同士の交代もありますし、引き継をしなければならない報告もあります。
この時に最低限の文言さえ統一されていないと、傍から見ていて非常にだらしなく見えてしまうのです。
ヒマな現場であればあるほど、仕事がいい加減になりがちなので、最低限の文言は規律という面でも必要なのだと思いました。