半袖の制服は着てはいけない

夏が近づくと警備員でも夏服に衣替えをします。警備員と言っても1号から4号まで活躍の場は様々ですが、半袖の夏服を着ている警備員は施設警備に多いと思います。この半袖ですが、外で勤務する警備員は長袖を着ている場合が多いのはなぜでしょう。

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半袖でなく長袖の理由

警備員に限った事ではありませんが、夏の時期に着る服装が長袖である理由は至極当然な事です。

 

特に外で仕事をする交通誘導警備員の方などは、長袖で勤務されている方も多いのではないでしょうか。

そうです、夏の暑い時期にわざわざ長袖を着る理由

 

暑さ対策なのです。

 

外で何か作業をする時、半袖の方が涼しげで良さそうに見えますが、肌を露出して日の当たる場所で何時間もいると、やけどの様な日焼けをしたり、直接日が当たる事で体力を大きく消耗するのです。

確かに長袖は半袖よりも暑苦しいですが、長時間外で活動するような人にとっては長袖の方が、半袖よりも耐えられる、というのです。

 

交通誘導警備員の方を観察すると分かりますが、ほとんどの方が長袖だと思います。

まあ、彼らは日よけ以外にも現場が排気ガスや砂ぼこりなど、皮膚に悪い影響のある環境下という事も理由の一つかもしれませんね。

施設警備員でも長袖の制服はある

そんな日よけ対策ではありますが、警備会社によっては施設警備の業務と交通誘導警備の業務など1号と2号警備の仕事を請け負っている所もあると思います。

そういった会社は、施設でも交通誘導でも同じ制服になるので、恐らく長袖で統一されている事でしょう。

 

経費に余裕のある警備会社では、長袖も半袖も両方用意している所もあります。

ちなみにうちの警備会社は施設警備ですが、長袖の制服を貸与されています。

 

これは施設警備で建物内の現場であっても、会社を全体を見ると2号警備もある為、全員同じ長袖の制服になっています。

もしかしたら人手が足りなくて、いつ外の現場の仕事に駆り出されても良いようにという事らしいですが・・。

 

なので、屋内の仕事である私の現場でもみな長袖の制服を「暑い暑い」と言いながら仕事をしています。

まあ、袖をまくれば半袖の様にはなるんですけどね。

建物内では長袖は暑苦しい

いくら屋内とはいえ、長袖の制服は傍から見ても暑苦しいですよね。

着ている本人たちも本当に暑いんですよ。

 

機能として袖をまくれるようにはなっていますが、その分生地が多くなるので結局汗を掻く事になるのですが。

 

毎回、営業所の人に「半袖にして下さい」とお願いするのですが、長袖で公安委員会に申請しているので、そう簡単には行きません。

 

そういえば、前の警備会社では夏の制服は半袖でした。

会社自体が1号警備の物件ばかりで、2号警備は皆無でしたので、夏服を長袖にする必要が無かったのかもしれません。

ただし、前の会社では私は商業施設しか経験していなかったので、実は長袖もあったのかもしれませんね。

 

これからは梅雨も明け、気温もどんどん上がり、室内とはいえ長袖では耐えられない状況がやってきます。

そんな日が来たら、長袖をまくり上げて疑似半袖にしなけれないけませんね。

 

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