外灯の球切れに無関心な設備担当

先日、外灯の事で気になった事があったので設備担当の方に問い合わせをしました。そしたらなんと、その設備の方はその外灯の事について「さっぱりわからない」という返答をされました。設備について何年もここで勤務しているはずなのに・・

スポンサーリンク

餅は餅屋で無くて驚いた

先日、外灯の事で分からない事があったので、我々よりも何年も前からここで勤務している設備の方に問い合わせました。

ここの設備の方は我々と同じ、外部の業者です。

 

何年前から請け負っているのか分かりませんが、我々よりも現場に関する知識の面や、設備という専門的な事なので、知らないはずがないという認識で訊ねました。

 

しかし、帰ってきた答えは驚くべきものだったのです。

なんと、この外灯に関して一切知らないという答えが返ってきたのです。

タイマーかどうかという事さえ知らなければ、スイッチの場所すら把握していないのです。

 

一応、防災センター内を探しましたがそれらしいスイッチは見当たりませんでした。

恐らく責任者かクライアントなら分かるのではないかと思います。

いや、しかし電源がどこにあるのかさえ分からない、という返事を聞いた時はびっくりしました。

 

ここの現場へ来てまだ1か月程度の新人さんなら仕方がないと思います。

しかし、私が声を掛けた方は恐らく10年近くは勤務しているであろう方だと思います。

そんなベテランの方にも関わらず、外灯の事を答えられないなんて・・。

警備員でも他人事でない

まあ、この件については我々もあまり人の事は言えないかもしれません。

警備業界も人の入れ替わりが激しく、せっかく教えたような事でも1年も経たないうちに退職してしまう様な人も結構見えます。

長続きしないので、毎回新人に業務を一から指導する。

いつまで経っても一人前の警備員が育ちません。

 

そんな時、設備の方からその新人に警備業務の事で問い合わせをされてもまともな答えを返せないでしょう。

「なんだ、警備員のくせに警備の事答えられないのか・・」

と思われるかもしれません。

 

滅多に新人警備員に問う様な事は無いと思いますが、今回の様な問い合わせをされたらきっと逆の立場になっていたと思います。

自分の仕事に関心を持つこと

警備員の仕事に限った事ではないですが、自分の仕事に興味がないと経験値が溜まりません。

関心が無いので、新しい事を自分から学んでいこう、という積極的な行動に繋がりません。

 

過去にも短い期間で退職して行った新人さんを見ていると、彼らは警備員という仕事を「やらされている」ような姿勢で仕事をしていました。

別にこちらが強制している訳でもないのに、言われなければ動かない、疑問に思った事を解決しようと聞いてこない、言われるまでじっとして行動しない。

 

こういった所謂「やる気がない」という共通の姿勢が見られます。

不本意で始めた警備員の仕事かもしれませんが、それでも警備員になったのなら、何か学んでから辞めようという意思で、関心を持って仕事をして欲しいですね。

 

数か月で辞めてしまうのかもしれませんが、その短い期間でも誰かの迷惑になりえるのです。

同じ日に仕事に入った相勤者に仕事の負担が行くのです。

 

警備員、設備員という専門の仕事をしているのなら、自分の専門分野に関して「分からないなあ」という返答はして欲しくないですね。

 

警備のしごとのトップページ

スポンサーリンク