施設警備員は現場の規模が大きいと、配属される警備員の人数も多くなります。人数が多くなると、中にはクセのある者も配属している事があり、協調性のない者の場合は全体の仕事に支障が出る事も。更にそりの合わない者同士でケンカになるなんて云うくだらない事も発生するのです。
警備員はクセのある者が多い
警備員は色々な人が集まっている業界です。
定年で第2の人生を送る為に働きに来たり、どうしても普通の会社に溶け込めない結果警備業界へ来たり、など中途採用者が大半を占める分、入社する理由もまた様々です。
しかし警備員になる事が出来、配属先も決まったのであればその現場で一生懸命働いて行こうと誰もが思っている人ばかりです。
そんな人が集まる施設警備の現場は、本当にいろいろな人が集まっています。
施設警備員の現場によっては、警備員の所属人数が軽く10名以上になる所もあるのです。
施設警備の現場が大所帯だった経験をされている方ならお判りだと思いますが、人数が多くなればなるほど
「あれ、この人何か普通と違う」
と思う様な人がいたりするのです。
ただでさえ警備員はクセのある人多いのに、その中でも更に目立つ人がいるという、まあ警備業界ではどこにでもある様な話です。
同僚みな仲良しとはいかない
そんな周りからかなり浮いた感じの人がいると、警備員全員が一致団結して仕事をしているとはいえません。
クセのある人は周りに溶け込んで仕事をする事が出来ず結果、協調性のある行動も取れません。
周りの警備員は当初、仕事中に上手く連携が取れる様にしようと、向かい入れ、受け入れられる様な姿勢でいるのですが、本人にその気が無いのかみんなの気持ちに応えられず、だんだん周りから孤立してしまいます。
また、何らかの出来事がきっかけで、ある警備員同士が険悪な仲になってしまう事もあり、お互いが一切会話すらしない状態になってしまいます。
過去この様な仲になった警備員の二人がいましたが、仕事としての最低限のコミュニケーションは取れていたので業務上の崩壊は免れました。
それでも、日常的に険悪なのが知れているので、その日一緒の勤務になった隊員さんはとても仕事がやりにくそうでしたね。
他の現場でも、仲の悪い警備員同士がいましたが、彼らは警備室の中で他の警備員がいる中、怒鳴り合ってケンカしていた事もありました。
クセのある者同士のケンカは程度が低い
他の警備員が見守る中、仲の悪い警備員同士で短い時間でしたが、怒鳴り合いのケンカをしていた事がありました。
お互い、手は出していなかったのでまだ良かったですが、その怒鳴り合いになった原因もくだらない内容で呆れたものでした。
どうやら出入管理の事で揉めていた様なのですが、女性従業員へ対する態度に関してケンカになっていた様です。
まあ、原因になった警備員もその女性従業員に対して普段から、多少絡み過ぎな所もありましたが、注意するまでではありません。
にも拘らず、絡み過ぎな所が気に入らなかったのか、その事を本人に注意をした事でケンカになったようです。
元から仲が良かったわけではありませんが、お互いがクセのある者同士である事で、周りは二人の事どちらにも同情している様子ではありませんでした。
周りの反応は恐らく
「うわ、なんて低レベルな争いなんだ」
という空気だった気がします。
下手にどちらかに賛同しても、もう片方の警備員から何を言われるか分からないので、誰も間に入らなかったのだと思います。
施設警備に限った事ではありませんが、職場にいるクセのある人は出来れば関わりたくないものだという事が良く分かりました。