施設警備員の仕事に興味を持った人は、会社からどの様な能力を求められているのか、またはどんな人なら採用されやすいのかという事が気になるかもしれません。これまで施設警備員として働いてきて、この仕事に向いている人はどんな人か考えてみた時、毎日同じ仕事の繰り返しでも一つ一つの行動に手を抜く事なく出来る人が向いているのだと思うのです。
警備員の仕事は毎日同じ
施設警備に限らず警備員と云う仕事の多くは、毎日同じ事の繰り返しの業務が基本になっていると思います。
受付場で出入管理業務をする時、今日も明日も同じ様な対応同じ様なやり取り。
建物内を巡回しても、毎日同じ通路を歩き点検する設備を確認するのは今日も明日も同じ。
出勤してきて配置に付いて行う業務は、毎日同じでその毎日も特に大きな変化はありません。
特に施設警備業務ともなると、日々は何の変化も無い事が多いのです。
世の中、異常事態というのは滅多に起こりません。
そして警備員と云うのはその異常事態が発生していないかを毎日確認しているので、何も起きていない変化のない業務の繰り返しになるのです。
この様に平和である事が大前提で、その平和が維持できているかという確認を警備員は確認するので、単調な仕事の繰り返しになってしまうのです。
仕事に対するリターンが無い
施設警備員は単調な仕事の繰り返しになる事が多く、毎日同じ事の繰り返しの仕事をしていると飽きが来る人も居たりします。
この単調な仕事が嫌で退職してしまう人も実は少数ですが居たりします。
更に毎日同じ事の繰り返しの仕事をするだけでなく、その単調な仕事を行っても何もリターンが無いのです。
小売業などは物が売れる事で売り上げが発生し、労働に対し結果が見えます。
頑張った分だけ、また積み重ねた苦労だけ何かしらの結果がついてきますが、施設警備員の毎日の繰り返しの業務はせいぜい
「今日も何事も無く平和に終わった」という事だけです。
これでも平和に終了したという結果はありますが、形として得られるものでは無く、そしてこれが毎日続くので、人によっては張り合いが無いと感じてしまう人も居るのです。
そうなると、どうせ毎日何も起きないのだから少々手を抜いたって大丈夫だろう、と考える人も出てきます。
過去にも毎日同じ事の繰り返しの仕事が続くうちに、やるべき業務の手順を飛ばして問題になった隊員さんも実際にいるのです。
仕事が面白くないと感じるかどうか
張り合いの無い仕事だから面白くない、という気持ちも分かります。
施設内で警備員が活躍する場が沢山あり、毎日変化の富んだ仕事が出来れば、仕事に飽きが来る事も無いでいょう。
しかし警備員が毎日活躍するという事は、毎日異常事態が発生しているとも言えます。
毎日何かしらの緊急事案が発生する様な施設は、利用する人も不安でしょうしそこで働く警備員も対応に追われっぱなしで体が持ちません。
施設警備員の居る建物内は、周りの人が
「あの警備員さん毎日ヒマそうにしているね」
と思われる事の方がむしろ正常なのです。
何も発生しない、警備員が仕事をせずヒマそう、あれで警備員必要なのか。
と思われて肩身が狭い思いをしている警備員さんも居るかもしれませんが、結果的に見ればそれで問題ありません。
警備員が活躍していない日々の方が施設を利用する人にとって施設を管理する側にとって良い事なのです。
この働き方を面白いと感じるかそうとは思わないかは、自分がどんな働き方をしたいか判断して警備業界へ入るかどうかを決めてはいかがでしょうか。


