勤務先の施設の事だからといって何でも答えられる施設警備員と答えられない施設警備員がいる

施設警備員として建物内を巡回していると、お客様から問い合わせを受ける事があります。施設警備員は建物に関する事は何でも知っている、と思われているという訳です。しかし、その警備員も中には問い合わせがあってもまともに答える事の出来ない人がいるのも事実なのです。そこで働く限り、問い合わせ答えられる様な知識は身に付けておきたいものです。

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警備員は何でも知っている

施設警備の現場は色々な施設があります。

規模の大きな施設や小さな施設など様々です。

 

そしてその施設独自の規則があったり、そこで働く施設警備員も規則を守ったり来訪者にも守ってもらう様お願いします。

この様に施設警備員はその施設において、施設の事に関して多くの事を知っている、と思われているのです。

 

実際、施設の事に関して多くの事を知っていなければ業務として成り立たないので嫌でも身に付いていますがね。

しかし、その施設で働く警備員でも、全員が同じレベルで建物内の事を把握しているとは限りません。

 

警備員はその施設でも割り当てられたポストで仕事をしています。

そのポストによっては、施設内の事を全て把握していなくても仕事が成り立つ事もあり、配属された時に建物に関する事をすべて指導されていない警備員さんもいるのです。

 

例えば夜勤専門で働いている警備員さんは、昼間にお客様から問い合わせがある様な

「〇〇というショップは何階にありますか」

などといった質問をされる事はありません。

 

夜中の時間はお店も閉店しており、お客様は店内にいません。

そうい意味では夜勤しかした事のない施設警備員さんは、その施設内の全てを知っているわけではないのです。

知識として身に付けるべき事

まあ、それでも昼間で来店しているお客様から、お店の場所の問い合わせを聞かれても上手く説明できない警備員さんも中には少なからずいるので、それはそれでいけませんがね。

 

そんな警備員の勤務するポストによって、知っている事と知らない事があったりするのです。

確かに夜勤の警備員さんが、各テナントの場所を知らなくても業務に支障はありません。

 

まあ、細かい事を言えば夜間にもし火災や侵入事案等が発生した時に

「〇〇のテナントへ行け!」

と言われてもどこへ行ったらよいか分からない、なんて事になるかもしれません。

 

それでもフロアやエリアなどは分かっているでしょうから、お店の名前を知らなくても何とかなると思います。

しかし、設備に関する部屋や名前の付いた各出入り口へ行く事になった時に、警備員が知らないと困ります。

 

緊急時に関係のある部屋や場所などの名称は、その施設で働く警備員であれば知っておかなければいけないという事です。

警備員と言っても色々な人がいる

多くの施設警備員の場合、特に夜勤専門で仕事をしている警備員さんなど、施設の事を全て把握していない場合があります。

そして夜勤専門でなくても、自分の働く施設の事を全て把握しておかなければならないポストにも拘らず、頭に入っていない警備員さんもいたりします。

 

まだ、新人の警備員さんならともかく、年単位で働いているのに把握していない警備さんもいたりするのです。

こういった警備員さんの多くに共通の特徴があります。それは

 

「自分から学んでいこうという積極性のない人」

 

こういう警備員さんは、把握しておくべきポストの勤務にもかかわらず、施設の事全てを把握していません。

そもそも、警備員として配属された時に全てを指導してもらっているにもかかわらず、全て頭に入り切れていない警備員さんもいますが、多くの施設警備の現場では配属してから、業務中に自分で施設の事に関して知識を吸収していく、というパターンが多い気がします。

 

現場の研修時に最低限の業務の事に関して、先輩警備員は教えてくれますが、それ以上は日々自分が経験して身に付けていくか、疑問に思った事を設備の人に聞いたり自分で確認したりして学んでいきます。

これは警備業務を行うにあたって、覚えなければならないという物ではないので、現場研修の時に教えなければならないモノでもありません。

 

そこまで指導していたら、いくら時間があっても足りませんからね。

その為、研修が終わってから日々の仕事中に、施設の事をさらに詳しく自分から情報を手に入れていくのです。

 

これは「指示待ちタイプ」の人では出来ないでしょう。

人に言われないと行動できない人は、自分から学んでいく事を苦手としています。

 

しかし、施設警備員として少しでも施設に関した事を多く身に付けていれば、何かあった時に「ああ、それはねぇ」と思わぬ時に役に立つ事もあるのです。

言われた事だけをしていても問題はありませんが、何かあった時に迅速に解決できるのであれば、日ごろから施設に関する事を身に付けておく事も悪い事ではありません。

 

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