巡回の着眼点は現場ごとで違う

施設警備の巡回、何を注意して見回るか、何を見るのかは大まかには同じですがそこから現場によって特に注意するべき事とそれほど注意しない事に分かれています。ここの現場では許可された残留者が比較的多いので、よその現場と比べると人の残留に注意して巡回する事が多いです。

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大きく分けて見る物は同じ

どこの施設警備でも巡回で見るべきものは大体同じです。

火気点検、扉の施錠、不審物、残留者・・

どこの現場の施設警備でも最低限この位は覚える必要があると思います。

そこから自分の配属された建物によって何が重要か、特に何を確認しなければならないか・・と見るべきものが変わってきます。

商業施設なら戸締りや火気点検などがそうです。

飲食店が多いとガスの元栓も多くなり、火災の心配も増えるので火気点検は重要な項目になりますね。

こうして現場ごとで巡回時に見るべきものは現場によって変わってきます。

今の現場では火気点検よりもどちらかというと残留者が多いので、残留確認に注意して巡回しています。

いつも残留者のある部屋

ここのように残留者が多い現場だと、日々巡回をするうちに

「ここの部屋は残留している事が多いな」

と把握できるようになります。

悪い例でいうと

「ここの飲食店はいつもガスの元栓を閉め忘れているな」

という感じですかね。

巡回していて残留している部屋が行く前から分かるようになると

「あれ、今日はこの部屋残留していないな・・」

と逆に驚かされる事があります。

本来なら残留していない事の方が警備員にとっては余計な心配をしなくて助かるはずなのですが、いざ残留ゼロなのをみると心配になってしまう事も有ったりします。

これではもう何の為に巡回しているか分かりませんね・・。

夕べもいつもは残留の常習の部屋に明かりがついていなくて、居ない事の方を心配してしまいました。

このようにここでは火気点検よりも残留者の確認が巡回時の重要項目になっていたりします。

警備員が巡回時に火気点検や防犯面よりも重要視しているものがあるなんて他では無い事だと思っています。

これは現場によってかなり偏りがあるものだと私は思います。

現場の傾向を知る事が必要

施設警備員は巡回時は火気点検や戸締りなどの防犯面、侵入者を防ぐ見回り・・

これが一番大事だと思います。

私の居るような現場は本当に特殊だと思いますので、参考にはならないかもしれません。

自分が配属された時に先輩の警備員から巡回について教えられる事がそこの現場で巡回時に気を付けて見回るもの全てだと思います。

いくら他所の現場での経験があったとしても、よそで覚えてきた巡回のイロハを完璧に遂行してきたとしても、現場が変わればそこの巡回のやり方が全てだと思います。

先輩警備員が今まで培ってきたやり方がそこの現場では一番効率が良いものだと私は思います。

現場ごとで一番何を見るべきかは今までそこに居た警備員が一番良くわかっているはずなので、そこの先輩警備員に倣うのが間違いないです。

施設警備員が覚えるべき巡回内容を覚えたうえで、後は現場に見合ったチェック項目を覚えるのがベストだと思います。

 

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