警備員はクライアントから仕事を貰って時間単位で勤務しています。現場ごとで何名配置するという契約のもと仕事をしています。なので一人でも決まった時間に出勤してこないと人数が揃えられないという事で契約不履行の末、契約解除を言い渡される可能性もあります。その為、商業施設などの現場の遅刻に関しては特に厳しく言われているはずです。
ちなみに私は昔は商業施設でしたが現在は違います。業務内容もゆるゆるな現場です。
しかし、遅刻に関しては商業施設の時と同じでそこだけは絶対に守らせています。
私が隊長なのもそうですが、一般隊員でも上番時間に遅れそうなときは必ず一報入れさせ、時間まで誰かが残るようにしています。
普通の会社と違うのは遅刻した結果、自分だけではなく隊員全員が首になるかもしれないというリスクがある事です。
警備員の現場は契約で何人警備員を置く、という形で契約しているので一人でも欠けると
遅刻してすんません～
では済まされないのです。
とはいえ、現実は列車の事故で遅れる事もあれば過去にも寝坊して遅れた隊員などがいるのも事実です。
その度に誰かが帰れなくなり、遅刻者が上番するまで残らされるのです。
まだ納得のいく理由なら
「仕方ない、協力してあげよう」
と残れますが、寝坊などで居残りさせられようならば待っている間はイライラしてしまいますよね。
最近では、朝最寄り駅まで来た隊員が制服を忘れた理由で取りに帰る、という事で私が2時間近く残りました。
その日は特に何の用事もなかったので残る事が出来ましたが、それでも相手に対する怒りがあったのは確かです。
規則正しい生活が日頃から出来ていれば、遅刻することは無いとは思います。
しかし人間、誰しも完璧な生活を送ることは出来ないのでたまには失敗もあります。
その失敗をした時にどのようにフォローするかで印象も違ってくるので気を付けましょう。