またしても残留者の女性と暗がりで

警備員として建物内を巡回していると良くある事象の一つに「出会い頭での衝突」があります。以前も巡回中に残留者の女性従業員とぶつかりそうになりました。そして新しい現場でも残留中の女性職員が部屋から突然出てきてぶつかりそうに・・。

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警備員は突然の遭遇に気を付ける

こちらは細密巡回中で廊下を懐中電灯無しで、見回り中です。

先には、残留者がまだいる部屋の明かりが見えており話し声こそ聞こえませんが、カギも未返却なので残留者が居る事は分かっています。

 

懐中電灯無しでの真っ暗な廊下は、警備員がそこにいる事に気づきにくい状況です。

 

「こんな時、丁度明かりのついた部屋から残留者が出てきて警備員にびっくりするんだよね・・」

 

と思いながら部屋の前に来た時、嘘のような本当の話、扉が開いて中から出てきた女性職員が私にびっくりしたのです。

 

「あ、すみませんお疲れ様です」

 

これが精一杯でした。

余りにも予想通りの展開、そして2度もぶつかりそうになった状況に、警備員にもかかわらず挙動不審な挨拶・・。

向こうは一瞬、後ろに飛びそうになるアクションをみせ、警備員と気づくと、向こうも精いっぱいの反応で小さく会釈するのみ・・。

 

ああ、またやってしまった。気配を消して巡回しているのがアダとなった形です。不審者に気づかれない様にしている行動が、関係者を脅かしてしまうだけな行動になっています。

うん、建物巡回だけは懐中電灯全開で行こうかな・・。

存在をアピールした巡回か気配を消して歩くか

細密巡回の基本

 

足音を極力立てず、明かりもつけずにこちらの位置を知らせない様歩く・・です。

不審者に警備員が今どこを歩いているか知らせない様に、明かりをつけずに静かに巡回する。主に外周巡回では効果を大いに発揮しますが、建物内で残留者がまだいるような細密巡回では、残留者を驚かしてしまう効果しか経験していません。

これ、残留者が居る巡回の時はあえてアピールしていった方が良いのか・・。

 

最近、残留者が良くいる細密巡回が多いのでそう感じる事が多いです。

懐中電灯を付けっぱなしにして、廊下を歩けば「警備員が今ここにいますよー」と残留者を驚かす事もなく巡回できます。

どうせ、残留者がまだ大勢仕事をしているのですから不審者がどうこう言う前に誰かに見つかりますよね。

残留者の存在を警備員が先に把握する

懐中電灯を付けっぱなしにして巡回すれば、残留者の方は警備員の存在に気がつきます。

しかし、それ以前に警備員側が残留者の存在に先に気づけば、出会い頭の衝突は避けられますよね。

 

細密巡回時には残留者が居る、という事は分かっている事ですし、部屋の明かりが漏れていれば、そこに残留者が居るから扉近くでは注意するとか、やれる事はたくさんあります。

 

警備員側が懐中電灯などでアピールしつつ、さらに残留者の居るエリアを特に注意すれば、お互いびっくりする事もなくなりますね

特に異性の女性の場合は、いろいろと気を付けなければいけない事も多いので、残留者のいる時の細密巡回は細心の注意が必要です。

 

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