警備室にある冷蔵庫にある警備員が、自分の購入したジュースや食品を大量に置いた為に他の隊員さんの置き場が無くなるという事態が発生し、他の隊員さんから注意をされるという問題が起こった事がありました。冷蔵庫はそれほど大きなものでは無く、その日のお弁当やドリンクなどを置いておく程度の大きさしかないので必要以上に置けば他の人に迷惑になると分かりそうなものなのですが。
警備室内の冷蔵庫
警備室内の休憩室に冷蔵庫があります。
多くの施設警備の現場の警備室には、この様な冷蔵庫があると思います。
これは主に警備会社が用意した冷蔵庫と、クライアント側が警備室へ備え付けと捨て初めからあるものなど様々です。
私はこのどちらのタイプも経験していますが、冷蔵庫があるという事だけでも十分ありがたい事ですよね。
勤務中に食事やドリンクなどを冷やして置く場所は必要です。
冬はそう活躍する場面は無いかもしれませんが、むしろ冬以外の季節は全て必要といっても過言ではありません。
そんな冷蔵庫ですが、一般家庭にあるような大型の冷蔵庫ではなく、一人暮らし用のサイズの冷蔵庫が大半なのではないでしょうか。
そこまで大きくないサイズなので、現場にいる警備員さん全員分の食品を入れて置く事は出来ません。
というか常に大勢の警備員さんの食品を入れる必要はありません。
そう、警備室内にある冷蔵庫は主に、その日に出勤している警備員さんが口にする食品を入れるくらいしか必要ないはずなのです。
自分専用の冷蔵庫ではない
その日、出勤している警備員さんの弁当やドリンクを入れて置くだけで良いので、そこまで大きな冷蔵庫は必要としません。
その日出勤する隊員さんはせいぜい5名くらいで、しかも冷蔵庫に入れる必要のある弁当は何も全員というわけではありません。
後はペットボトルなどのドリンクを入れても、小さいとされる冷蔵庫でも物が入りきらないとはなりません。
弁当もドリンクも勤務が終われば無くなり、次の勤務者の時までには庫内はほぼカラになっているはずです。
そして次の日の勤務者がまた新しい食品を入れる、という循環になるのです。
しかし一人の警備員がある日、大量に食品を買ってきて冷蔵庫の中に入れた事がありました。
元々それほど大きくない庫内は、一人の警備員の食品で一杯になり、同じ日に勤務していた警備員さんの食品はギリギリかもしくは空きが無い様な状態となったそうです。
なんとか他の隊員さんもいれる事が出来たので良かったですが、さすがに庫内を占領し過ぎで注意をしたそうです。
聞くところによると、翌日下番時に自宅へ持ち帰るまでの保管場所として、上番前にコンビニで大量に購入してきた物のようでした。
それは勤務中に消費する為のものでは無く、自宅に持ち帰るまでの保冷用として入れていたのです。
自分の為に、個人の冷蔵庫かのような使い方をするのは間違っています。
仮に許可したとしても「他の隊員さんのスペースを占拠しない」程度に留めるのがマナーだと思います。
自分の飲みかけのモノを忘れる
こんな事は言われなくても、冷蔵庫は共用の設備である以上、個人が好き勝手に使用して良い訳が無いと分かりそうなものですが、警備員の中にはこう言った事を指導しないと、勘違いした使い方をする者がどうしても一定数いるのです。
以前、冷蔵庫の使い方について似たような問題がありました。
季節はあまり関係ないのですが、ペットボトルや缶のドリンクはその日の勤務中の飲みかけのモノを冷蔵庫へ入れる事となります。
その時、警備員さんによってはお茶のペットボトルの飲みかけのモノと、缶コーヒーの飲みかけのモノなどと、一人で複数本入れている時もあります。
殆どの警備員さんは自分のドリンクの管理はしっかり出来ているのですが、中には
「自分の飲みかけのドリンクを忘れて長期間入れたまま」
になっている時があるのです。
冷蔵庫を開ける度に、かなり前から飲みかけのドリンクが置き忘れられていて
「おい、これ誰のだよ」
となるのです。
もちろん本人が忘れているので片付ける人もいなければ、他人のモノなので勝手に捨てるわけにもいきません。
そんな事が何度か続くと「〇〇隊員が勤務に入ると置き忘れが増える」と分かる様になり、最終的には誰なのか突き止める事が出来るのです。
未開封で本人が仮に忘れてしまったとしても最悪、処分する事はできますが飲みかけの場合は、まだ飲むかもしれないという可能性があるので中々処分できません。
飲みかけのドリンクは、冷蔵庫を使用する他の隊員さんの迷惑になるのでやめていただきたいですね。
冷蔵庫は共用のモノなので、自分の都合を優先する様な使い方をしない様に気を付けましょう。