夜間の外周巡回時にいい加減な見回りをする事で結果自分に責任が返ってきた警備員がいた

過去に夜間の外周巡回をいい加減に行い、後になって問題になった警備員がいました。夜間の外周巡回という、現場によってはこの業務は無いかもしれませんが、夜中に警備員が一人で外の見回りをするのは危険です。しかし、危険だからと言っていい加減な仕事をしていてはいけませんね。

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夜間の業務は一人で行う事が多い

施設警備員は夜中の間も仕事をしている事が多いです。

主に夜勤と呼ばれる業務になるのですが、この時間帯は警備員一人である場合が多いです。

 

大きな施設でも、数人の警備員さんが施設内に常駐していますが、夜間の時間帯は交代で仮眠を取っている現場も多く、夜中の時間は一人の警備員さんが起きて業務に従事しています。

一応断っておきますが、一人しかいないので防犯面的に手薄で危なくないのか、という声もあるかもしれませんが、夜中の時間帯は機械警備を導入している所も多く、侵入者に対する警戒度はむしろ人が管理している時よりも強固な場合があります。

 

人では管理しきれない広い施設でも、瞬時にどこで侵入があったか分かるほど機械の方が優れてもいるので、夜中に警備員一人しか管理していなくても、そちらの方が安心できるとも言えます。

警備員は機械の補助と言っても過言ではありませんね。

 

そんな夜間の業務ですが、流石に歩いて見回る様な業務は、まだ機械よりも人の方が優秀です。

時間ごとに警備員が外周の巡回をするのですが、ある日問題は起きました

巡回していないのに見回りをした事に

一人の警備員が夜間の勤務に就いた日の事、時間になって外周の見回りをしなければならないというのに、その警備員は見回りに行かなかったのです。

そう、サボりです。

 

巡回に言っていないのに「行った」事にして済ませようとしました。

しかし、その日に限って巡回先でトラブルがあったのですが、その日は外周巡回へ行っていないので、そのトラブルの対応をする事が出来なかったのです。

 

翌朝になってクライアントがカメラの確認をしたところ、警備員が通過するであろう時間になっても現れず、そのトラブルは起きてしまったのです。

その後もずっとカメラを見続けても、朝まで警備員が通る事はありませんでした。

 

巡回へ行っていないので、どれだけカメラを見ても警備員が来る事はありません。

このトラブルの事でその警備員に問い詰めた際「巡回へ行っていない」という事が発覚したのです。

トラブルの詳細を説明すると、身バレしてしまうのでここでは詳細をお話する事はありませんが、運が悪いというかなんてズルをしたんだという呆れた話です。

悪い事は出来ない事が良く分かった

その警備員は、その現場を出禁になってしまった後、間もなく会社も退職しました。

よほどバツが悪かったのかもしれません。

 

やるべき事をせずにウソをついて、しかもバレで退職する羽目になった。

本人もまさかこんな結果になるとは思ってもいなかったでしょう。

 

夜間の外周巡回を真面目に行っていれば、仕事を失うなんて事にもならなかっただろうに。

実際のところ、この警備員が常習的に夜間の巡回を誤魔化しておこなっていた事にしていたかどうかは、今となっては分かりません。

 

しかし、丁度のその晩にトラブルが起きてしまった事で、巡回に行っていなかった事が見つかってしまったのを目の当たりにした時

「悪い事は出来ないんだな」

と思い知らされました。

 

施設警備員は時間帯によっては、一人で行う業務があります。

その時に、仕事を誤魔化さずにおこなったか、という記録でもない限り「仕事をした」という事を信じるほかありません。

 

自制心の弱い人ほど、ラクな方へ流されてしまう事がるような業種なので、いつ自分がその状況になるか分からないので気を付けなければいけませんね。

 

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