警備員は何歳からでも始められる

警備員の隊員の世代はあらゆる年齢層の人がいます。警備以外の業界では年齢の制限のある仕事もありますが、警備員は年齢の制限はありません。更に定年というのも厳密にいえば無いのです。世代によるいざこざは現場によってはあるかもしれませんが、誰でも何歳からでも始められる仕事なのです。

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定年後でも充分な戦力として求められている

警備員の多くに高齢者の方が所属しています。

これは定年になってからでも採用されやすく、またそれほど高度な業務もない事から気軽に始められるのが理由だと思います。

 

私の経験してきた現場でも、隊の約半数のメンバーが60歳以上であった事から、どこの現場でも高齢者が活躍している事が分かります。

定年を迎えるような高齢者は、社会人としての経験も豊富で警備業の仕事に就いても、その時の経験が活かされる事が多いです。

 

下手に若い警備員だから期待できる、などと思っていたらあまりにも社会的常識が無さ過ぎて、高齢で体が思うように動かない隊員さんの方が、お客様に対して失礼のない対応が出来る。といった場合もあります。

 

社会人経験や常識といった面から、高齢者の警備員さんも十分需要はあり、人手不足も手伝って、今後もまだまだ必要とされる事でしょう。

若ければ仕事の吸収も早く今後に期待

警備員は18歳から仕事に就く事ができます。

18歳未満の高校生のアルバイトは残念ながら不可能なのです。

 

警備業界で若い警備員と言ったら何歳位の事を差すのでしょうか。

私がいた現場で、一緒に勤務した一番若い警備員は19歳でした。

私よりも先に入社していたので、ある意味先輩にあたるのですが、仕事を教えてもらったという事もあり、妙に物知りに見えたのを今でも覚えています。

 

警備業界で若い警備員といったら30歳代くらいではないでしょうか。

今の現場ではもはや30歳代の隊員さんは居ませんので、おっさんばかりの現場です。

 

やはり若い警備員さんは、仕事の覚えも早いですしまだまだ先が長いので、今後上の役職に就く期待も出来ます。

まあ、やる気があればの話ですがね。

 

しかし、残念な事に私の周りでは、若い隊員さんが配属される事はあまりなく、また業界全体を見ても、40~60歳の警備員が多くを占めています。

若い警備員さんはとても貴重だという事が分かります。

求められないのは年齢ではなく人間性

高齢の警備員さんも若い警備員さんのどちらも人手不足という事もあり、年齢にこだわる事無くウエルカムな状態です。

しかし、残念な事に警備業界全体の賃金が低い為に、仕事の定着率が悪く離職率が高いです。

 

もう少し、給料が良ければ人手不足も解消されるかもしれないのに非常に残念です。

そして、いくら人手不足だといっても、人生経験があっても、いくら若くても警備業界に必要とされない人もいるのです。

それは

 

人とコミュニケーションがうまく取れない人や、サービス精神の低い人がそれにあたります。

警備業はある意味、接客業の様なものです。

お客様に対して偉そうな態度を取ったり、気が利かないような人は警備員になると大抵トラブルを起こしてしまうでしょう。

 

本人も何が悪かったのか理解していませんし、むしろ相手の方が悪いんだ、と思っているかもしれません。

接客業はある意味、我慢の仕事です

これを理解していない人は人手不足であって、入社する事が出来ても現場では歓迎されないかもしれません。

 

警備員は年齢では人を求めていません。

警備員の仕事は、人間性が求められる仕事でもあるのです。

 

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