施設警備員が店内巡回をしている時に、ゴミを見かける時があります。巡回中にごみを無視する警備員が昔いましたが、自分の勤務する職場でゴミを拾わないのは言語道断。店内巡回は施設内の清掃活動をするのも業務の一つです。
施設内のゴミは拾って当然
以前、商業施設にいた当時店内巡回をしていたある隊員さんが、目の前にあるゴミを明らかに確認したにもかかわらずスルーしました。
当時隊長であった方が、防犯カメラで偶然その一部始終を見ていたようで即無線をとばし
「〇〇さん、目の前のゴミ見逃さずにちゃんと拾いなさい」
と指示しました。
本人は気づかなかったと弁解していたようですが、隊長曰く明らかにゴミに気づいたが避けて歩いて行ったそうです。
店内巡回中に通路にゴミが落ちていたら拾うのは当たり前の事です。
警備員もその施設で働く以上、清掃活動に協力するのは当然ですよね。
「清掃業者がいるから自分がやらなくても良い」
なんていう非協力的な思考は、いざ自分が困った状況になった時に誰も助けてくれなくなります。
紙くず一つくらい、近くのゴミ箱に入れるだけなので率先して美化活動しましょう。
拾うゴミにも限界はある
ただし、清掃業者の方以外では拾いきれない場合もあります。
紙くず一つならまだしも、ジュースがこぼれているだとか、業務に支障が出るほどの大量なゴミが落ちているだとか、一番手を出しづらいのが嘔吐物などです。
衛生面から逆に清掃の手順が決まっていて、警備員ごときがやっていけない場合もあります。
まあ、警備員が巡回していて一番遭遇する機会が多いゴミは、紙くずなどが多いので直ぐに拾えますよね。
過去に私が店内巡回をしていて、よく拾ったゴミは紙くずだった気もします。
もちろん嘔吐物にも遭遇しましたが、即防災センターへ連絡して清掃班へ連絡してもらいました。
巡回する通路は、後方通路からお客様が歩くエリアまで、どこにゴミが落ちているか予想は出来ません。
歩いて気付いたらすぐに対応したいですね。
常にキレイなら捨てる者はいない
ゴミが落ちていると、他の人が見た時に
「あ、ごみを捨ててもいいんだ」
という心理になるそうです。
まあ、他の人は知りませんが私はそれで自分もならってごみを捨てようなんて思いませんが・・。
それでもゴミが落ちているだけでなんとなく不快な気持ちになりますよね。
お客様にそんな不快な思いをさせないためにも、店内巡回時にゴミが落ちていたら率先して拾いたいですね。
ゴミが落ちていたらならって他の人も捨てる、という言葉があるなら、逆に
「ゴミが落ちていなければ、誰も捨てようとは思わない」
という事もあるのではないかと。
もともときれいな場所なら、わざわざそこを汚そうとは思わないと思いませんか。
もしこれが本当なら働く側、そう警備員も含めて店内にゴミ一つ落ちていない状況を徹底すれば、それを汚そうとする人間もいなくなるのでは、という考えです。
現実はなかなか難しいかもしれませんが、従業員側がそういう気持ちで清掃活動に取り組めば、キレイな施設になるのではないかと思います。
警備員は巡回時にゴミをスルーするなんて愚かな行為はしてはいけません。