警備業界は比較的、社会からのけ者にされた人が集まる事が多いです。これが底辺職と言われる理由でもあります。しかし、その中でも更に程度の低い人間はおり警備業界の中でもポンコツ扱いされるのです。そんな人間はどこの現場にもおり迷惑をかけているのです。
挨拶も出来ない者は嫌われる
警備員の中に嫌われている人は居ますか。
もしくは「あいつとは関わりたくない」なんて人は居ませんか。
私は今までの警備経験の中で、そういった人に何人も出会ってきました。
警備員の仕事をする前よりも、警備員になってからの方が、圧倒的に多かったです。
それだけ警備員の中にはヤバい人が多いという事です。
「挨拶が出来ない人」
こんな人警備員以外にも大勢いると思いますが、警備業界にも何人もいました。
警備員という仕事、特に施設警備では同僚との仕事の連携が、警備以外の他の仕事と比べて重要でもあります。
顔を合わせている時間も24時間と長かったりで、協力せずには仕事が成り立ちません。
そんな状況で同僚と挨拶も交わさない様な仲では、お互いがいい気はしません。
その為、表面上だけでも険悪な仲にならない様、挨拶だけはしっかりしておかなければなりません。
にもかかわらず、ウチの現場にはその挨拶を表面上だけでも出来ない者が居るのです。
こちらが「お疲れ様です」と声を掛けても返事を返しません。
こんな最低限な事で言い合いになるのも嫌なので、そのうち挨拶以外でも彼とは話をしようと思わない人が増えます。
結果、彼は大勢の警備隊に所属していても周りに溶け込めず、半ば嫌われているかのような状態になってしまうのです。
本当に嫌われているかどうかは分かりませんが、周りがそんな態度になってしまうので、本人もさらに居づらくなってしまう事でしょう。
周りに気を使えない者は嫌われる
同じ警備隊の中で、相手に気を使えない者もいました。
待機時間にお互い早めに交代し、少しでも早く休憩室へ行ける様に気をつかっているのに、いざ彼の時になると待機時間はギリギリまで休んでい居て、時には相勤者が定時を過ぎてもお構いなし。
いわゆる5分前行動が出来ないのです。
他の人はそのことに意識をして行動しているのに、彼だけは自分が早めに待機には入れた事も、また自分も早めに交代しようなどとは何も意識しないのです。
別に気まりとして強制している事ではないので、彼をとがめる事はしませんが、周りの人が全員、お互いの事を思って行動しているのに合わせてくれないのです。
自分もその恩恵を受けているのに、相手にそれを返そうとはしないのは余りにも我がまま過ぎるのではないでしょうか。
特別な事ではなく最低限のレベルの話
これらの行動をする警備員はどこにでもいると思います。
私も警備員になってから、こういった人間に何人も出会っているので、全国の警備会社もしくは警備隊に1人は居るのではないでしょうか。
これらは何も難しい事を言っているのではありません。
・相手が挨拶をしてきたら同じ様に挨拶を返す
・自分にしてくれた親切を相手にも返す
こんな事は小さな子供でも出来ます。
これが出来ない大人がいること自体おかしいですよね。
まあ、こんな程度の事も出来ないからこそ、警備業界に流れてきたと言えるのかもしれません。
警備業界にはまともな警備員さんも大勢います。
そんなまともな人たちが当たり前な事をしているのに、それが出来ない人がいるから「あの人おかしいよね」という噂が立つのです。
警備業界にはポンコツ警備員が多いというのは、こういった人たちが起こす行動が他の人たちから見て「常識から外れている」からそういわれるのでしょう。
そして、社会から見てそういった人が警備業界には大勢いるので警備は底辺と言われている理由なのかもしれません。