警備員には国家資格というモノがあります。これは警備員として働く時にだけ意味のある者で警備の仕事以外では何の役にも立ちません。そんな警備員の資格ですが、交通誘導警備や施設警備などで合格率が異なります。同じ警備業なのに合格率が異なるのは色々な要因があると思いますが、国家資格として見た時の合格率としては高い方だと思います。
警備員の国家資格の合格率
警備員には警備業務検定という国家資格が有ります。
これは警備員として働く時、警備員としての一定の水準の知識を身に付けている、という証でもあります。
またこの資格が無いと現場で仕事が出来ない、という法律もあり会社から指名され資格を取得する人も居ます。
そんな警備員の資格ですが、交通誘導警備や施設警備などの資格はそれぞれ別になっており、また合格率も異なります。
警備業界内の事を言うと、交通誘導警備として働く時に警備業務検定の資格が必要な現場が多い反面、施設警備の場合は資格を必要とする現場は少なかったりします。
更に人材の面でいうと、施設警備員よりも交通誘導警備員さんの方が高齢者の人が多い印象もあります。
合格率の違いの明らかな要因
施設警備員と交通誘導警備の2級の資格の合格率を比べてみると、施設警備の方が若干ですが合格率が高めです。
施設警備の2級の合格率が約80%前後なのに対し、交通誘導警備の2級の合格率は約70%前後となっています。
この原因が何なのかははっきりとは分かりませんが、数ある理由の一つに所属している警備員さんの年齢が関係しているのではと思っています。
交通誘導警備員さんは施設警備員と比較しても高齢の人が多い印象があります。
年齢が高いと今さら勉強して資格を取得するという意欲がわきにくいのと、資格を取得する事で上の立場に立ち、責任者になるのを嫌がる人が多いのかもしれません。
施設警備でも年齢の高い警備員さんは居ますが、それ以外にも40~50歳代の警備員さんもチラホラおり、そういった人たちが資格を取得し警備隊を引っ張っている印象です。
そんな中、資格を持った警備員が現場に必要なのは変わりないので、交通誘導警備業務の物件を持っている警備会社は本人の意思にかかわらず現場の高齢の隊員さんに資格を受けに行かせているのかもしれません。
そうなると無理やり試験を受けに行かされた、という気持ちで合格するという意欲が余り高くない為に合格率が高くならないのではと思った次第です。
更に、年齢が高くなると机に向かって勉強するという苦手意識が、そのまま合格に繋がらないのではとも思いました。
一応、年間でいうと施設警備の試験開催回数よりも交通誘導警備の試験開催回数の方が倍近くあります。
受講者も同じ様に倍近く居るのですが、合格率は施設警備の方が若干高めとなっています。
1年以上仕事をするなら取得して損は無い
決定的な要因は分からないままですが、せっかく試験を受けるのであれば誰もが合格したいと思うのは同じだと思います。
警備員と云う仕事をする多くの人は、年齢が高めの人が多いです。
いわゆる中途採用者が警備員と云う業界を支えていますが、大学や高校を卒業した人よりも、転職して警備員になった人や定年後に警備業に来たという人が殆どです。
そんな人達が警備員の世界に飛び込んできて、その先ずっと警備員として働く人も多いかと思います。
そんな時に、警備業務検定という警備員の資格を取得していれば、警備員の仕事を続ける以上、何処へ行っても重宝がられる事は間違いありません。
資格を取得しているというだけで、その警備員さんがどれだけの知識を有しているという事がはっきりわかりますし、配置基準のある仕事でも優先的に仕事を貰えるかもしれません。
一度取得してしまえば、悪さをして取り消されない限り資格保持者として働けるのです。
なので警備員として1年以上働こうと思っている人、また歳を取ってまたいつか警備員の仕事にお世話なるかもしれないと思っている人は、警備業務検定の資格を取得しておく事をおススメします。


