施設警備員として今年も1年ぶ時に終わろうとしています。この1年もあたらいしい警備員さんが配属されて来たり、今まで勤務していた警備員さんを別の現場へ送り出したりもしました。どこの現場で働いていてもこの流れは変わらず、現場に馴染めた人やそうでない人など、色々な警備員さんを見てきました。
今年も無事に警備員として終える
施設警備員として今年も無事に終える事が出来そうです。
この1年、現場を異動する事なく同じ現場で安定した仕事が出来ました。
施設警備の現場によっては、この年末ギリギリまで忙しい所もあれば、施設内は仕事納めで従業員が出勤する事無く、静かな所もあるでしょう。
今に至るまで、このどちらの現場も経験してきましたが、警備員として働く上でどちらも魅力があり、施設警備員であればどちらも経験しておく事をおススメします。
今勤務している現場はヒマな現場で、仕事納めで施設内は静かなものです。
完全に誰も居ない、という訳ではありませんが通常の日よりも明らかに人の気配は少なくなっています。
そうなると、警備員としての業務も普段と変わらないものの、出入管理業務はいつも以上にヒマですし、巡回も残留者が少なく快適に仕事が出来ます。
そんな更にヒマになった現場ですが、そこで働く警備員さんも色々ありました。
配属されてきた人と異動した警備員
施設警備員として働く時、大抵は常駐の警備員としてその現場でずっと働く事になります。
交通誘導警備員さんのように、今日は東で明日は西へ、などと忙しく現場が変わる事無く固定した仕事となります。
しかし施設警備員とはいえ、様々な理由で配属する現場が変わる事もあります。
それは個人的な理由であったり、業務中のミスからくるものであったりと様々です。
今まで同じ職場で働いていた警備員さんが異動してしまうという事は、新しい警備員さんが来るという事でもあります。
出ていく人が居れば入って来る人が居る。
まあ、人の入れ替わりは過去どこの現場でも普通にある事で、施設警備でも人の入れ替わりというのは普通にあります。
今年あった人の入れ替わりは、お恥ずかしい事ですがある警備員が出入り禁止になった結果の入れ替わりでした。
今回はクライアントからクレームが入って1か月もしない内に異動となりました。
丁度入れ替わりで配属される予定の警備員さんが居たのでタイミングよく入れ替わったのですが、通常出入り禁止になるほどのクレームが入っても、入れ替わりで入る予定の警備員が警備会社に入って来ないと、直ぐに異動という訳にはいきません。
この期間の当事者とクライアントは、お互いが気まずい雰囲気になったりして、それが周りにも派生します。
現場に馴染めるかどうかは重要
無事に人の入れ替わりが終わっても、新しく来た警備員さんがその現場でやっていけるか、という心配事がまだあります。
警備業未経験の人や、どこかの警備会社での経験がある人など、新しく配属される警備員さんは色々な人が居ます。
事前にその事を知らされていても、実際に働いてみないと続けられるか分からないものです。
過去の現場で、新しく配属されてきた警備員さんが1週間で辞めてしまった事もありました。
先輩警備員とそりが合わなかったり、その現場へ配属されるのを本人が納得しておらず、無理やり会社から異動を押し付けられたなど様々です。
こちらとしては「人手が無くなる所を助けてくれる人」という思いで待ち望んでいるので、誰もが歓迎している状態です。
いじめてやろうだとか、厳しく指導しようなどとは思っておらず、少しでも早く現場とそこで働く警備員に馴染んでもらいたい、という気持ちでいるのに1週間で抜けられてしまう、というのは悲しくなります。
何がいけなかったんだろう、という思いで一杯になりますね。
この様にせっかく新しく配属されてくる警備員さんが、その現場に馴染んでくれるかという事は、そこで働く警備員一同常に気を使います。
今年は出入り禁止という悪い流れの人の入れ替わりでしたが、来年はもし入れ替わりがあるのなら、出入り禁止などの異動でない事を願いたいですね。
まあ誰も異動しない、というのが一番良いのですがね。