自動ドアが開かなくて警備員に八つ当たり

最近、ある入り口の自動ドアの調子が悪くなってきました。それが毎回ではなく何かのきっかけでドアが開かないのですが、ドアの空かないクレームを警備員に申し出される方が多いです。警備員は報告はしますが、修理する人ではないので「早くなおせ」と言われましてもなんとも出来ないのですが。

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施設によって対応がずさん

ウチの現場では最近自動ドアの調子が悪くなったのですが、そのクレームを警備員に申し出される方が多いです。

本来は設備に関する事なので、初めの申し出は警備員でも対応するのは設備の方です。

 

これはどこの現場でも同じ構図で、商業施設の現場の時でさえ初めは警備員にクレームが飛んできます。

我々警備員側としては、そのクレームを速やかに設備担当へ報告します。

 

その後、設備の方が自動ドアの業者へ連絡し、修理が必要であれば対応に入るのです。

 

しかし、今まで勤務してきた現場でこの設備から修理業者の流れが速やかでない所の差が、分かりやすいほど違います。

因みに今の現場ですが、対応は最悪です。

 

自動ドアに限らず、あらゆる設備に関する報告をしても、すぐに直る事はありません。

これは別に設備の方が悪いのではなく、修理にかかるお金を出すクライアント側が原因です。

対応の早い施設はどこ

施設内の設備に関する修理にお金を出すのはクライアントです。

警備員から設備へ、そして業者から見積もりが出て「GO」サインを出すか出さないかはクライアントにかかっているのです。

 

今月は経費が足りないだとか、その設備はすぐに対応しなくても良い、だとか優先順位を付けて修理するかどうか決めています。

お金が無くては直したくても直せないのは分かります。

しかし、そこで働く従業員がクレームを入れてきているのに何もできないのはある意味かわいそうですよね。

 

そんな設備に関する行動の早い施設は

 

ショッピングセンターなどの商業施設です。

 

これらの店舗はクレームの対象が、来店されるお客様です。

お店を気持ちよく利用していただくのに、自動ドアが壊れていたり、エレベーターが故障で階段の使用を促していては、お店の利益に悪影響が出るかもしれません。

その為、ひとたび設備に関するクレームが入り、それがお客様の行動に影響のある場所だと、当日に修理業者が来るぐらい行動が素早いです。

まさに即日対応です。

 

私は初めての警備員の現場が商業施設だったので、こういった即対応はごく当たり前なのだと思っていました。

その後、商業施設以外の現場へ行った時の対応の遅さには驚いたものです。

特に、お客様の往来の少ない現場では最悪修理しない・・なんていう選択があるんだ、とびっくりしました。

早めに気付いて報告する

異常のある設備を修理するかしないかはクライアント次第です。

では、そこで働く警備員はどうしたら、何が出来るのでしょうか。

それは

 

「異常を見つかたら一刻も早く報告する」

 

です。警備員に設備の修理をする権限はありません。

たとえ、自分で修理できるスキルがあっったとしても、警備員は報告する事が仕事です。

万が一、これ過去に修理したことがあるからと勝手に手を出して、失敗でもしたら大問題になります。

 

これは失敗した事が問題なのではなく、修理の指示も出ていない警備員が勝手に行動した事が問題なのです。

気を利かせたつもりでした事かもしれませんが、警備員が気を利かせて仕事をする行動は逆に業務違反にもつながる可能性があります。

警備員として勤務する時、何か設備に異常があるのが分かったら

 

速やかに報告する、そして勝手に手を出さない。

 

これにつきます。

 

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