施設警備員は業務上、歩く事が多い仕事です。日中や夜間など巡回という業務で、知らない内に1日何キロも歩いていた、何と事は良くある話です。限られた敷地内で、当直勤務を行って帰る頃までに3万歩も歩いていた時はびっくりしました。そんな施設警備員ですが、現場によってはほとんど動く事なく、当直勤務をおこなっても3万歩に遥かに及ばない様な所もあるのです。
施設警備員の業務は意外と歩く
施設警備員は仕事として良く歩きます。
日中や夜間に、巡回というただひたすら施設内を歩き回る業務があるので、建物内に1日居たとしても仕事を終えるとびっくりするくらい歩いていた、なんて事もあるのです。
その為、慣れていないと仕事を終えた時に足が痛くなる事も普通にあります。
まあ、立ちっ放しという業務もあるので、歩きっ放しだけが足の痛くなる原因とも言えませんがね。
そんな歩く事の多いはずの施設警備員の仕事ですが、実は現場によっては業務中、ほとんど歩く事も無くただひたすら椅子に座り続けているなんて所もあるのです。
1日中座りっ放しで殆ど動かない
実際にその様な現場を経験していますが、他の施設警備の現場と比べると同じ施設警備業務かと驚くほど業務が異なります。
施設警備員の業務で大部分を占めるのが、巡回や出入管理の受付場での立哨になるかと思います。
これは多くの施設警備の現場で共通している事だと思われます。
というのも、多くの委託側が警備会社に対して、施設警備員に業務を委託する際、出入管理での受付や建物内の防火防犯の為の巡回を任せているからです。
なので、どこの現場へ行っても巡回と立哨はあると思って良いでしょう。
しかし、中には日中の巡回を必要とせず、また夜間も最低限の巡回だけで、あとは出入管理での受付対応を重点的に依頼している所もあるのです。
しかも、その出入管理業務が「座哨」での受付になると、当直勤務でその仕事に入ると勤務の約8割くらい椅子に座っている、と言った具合になるのです。
それだけ長時間椅子に座っていると、1日数万歩歩くなんて夢のまた夢です。
しかも、それだけ体を動かす事が無いと、太ってしまうか体をどこか悪くしてしまうなんて事もあり得るのです。
肥満や体調がおかしくなる原因
1日何もしないでただ椅子に座っていると、カロリーの消費もほとんどありません。
にも拘らず、朝昼晩と欠かさず食事をとり続けていると、明らかにカロリーオーバーとなります。
その現場でも、1日中座り続けているのにしっかり食事をとっている警備員さんがいますが、定期に行う健康診断で「太った」という話を聞きました。
そりゃそうでしょうね、カロリーを消費もしていないのに過剰に食べ続けていれば当然の話です。
しかも、そんな食生活を続けていると、肥満体型になる問題だけでなく、高血圧や糖尿病など、体にもどこかしら影響が出る事でしょう。
やはり、仕事とはいえそれなりな運動をしないと、1日中部屋でじっとしている老人と何ら変わりがありません。
プライベートでも仕事でも最低限の運動を怠ると体に支障をきたすのです。
施設警備の現場で、業務がラクな所で働いていると自覚のある人は、食事制限やある程度の運動は欠かさない事をおススメします。