仕事中に施設内を歩く事の多い警備員と上番から下番までずっと椅子に座りっ放しの警備員

施設警備員として歩きっ放しや立ちっ放しの仕事や、朝から翌朝まで椅子に座りっ放しの仕事など両極端な業務をしてきました。現場によって業務内容が異なり、この様な違いが生まれるのですが、どちらか片方しか経験していない警備員さんは、これでは絶対に施設警備員という物を誤解すると思うのです

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施設警備員はキツイから止めておけ

欲施設警備の仕事はキツイから止めておけ、なんていう情報をネットで見たりしますが、現役で施設警備の仕事をしている側から見ると、なんて偏った情報かと思います。

ここでも良くお話しますが、施設警備の仕事なんて現場によってキツいかラクなんて天と地ほど違うという事です。

 

1日中、歩きっ放しや立ちっ放しの業務の現場もあれば、24時間ただ椅子に座っているだけで、殆ど人も来ない様な現場での仕事もあります。

この両者の現場の仕事を経験した者からすると、とても同じ施設警備業務とは思えないほどです。

 

ネットで流れている施設警備の仕事は止めておけ、という情報は恐らく

1日中、歩きっ放しや立ちっ放しの現場で働かされた人の情報だと思います。

確かにその現場で仕事をした事がありますが、あの現場の経験をしたら私も施設警備員はおすすめしないと思います。

 

しかし、違う現場で仕事をした時、同じ施設警備員なのにこれほど違うのか、という驚きを受けました。

施設の規模はそれほど変わらないのに、業務内容が大きく異なるのです。

 

これは施設警備業務と言っても、1~2か所の経験だけでは施設警備員はキツイだとかラクだとか判断できない、と思ったものです。

施設警備員の仕事はラクな仕事だ

今の現場では、ほぼ24時間椅子に座って出入管理業務をしています。

まあ、夜間に巡回もありますが、今まで経験してきた夜間巡回と比べたら大した事はありません。

 

以前の現場でも十分「ラクな現場だな」と思っていたのですが、更に楽な現場を知る事となりました。

そんなラクな現場と思える職場に、新しく配属されてきた施設警備員さんから見ると、この現場しか経験が無いので

 

「施設警備の仕事はラクで良い」

 

という答えになるでしょう。

キツく忙しい現場の経験が無く、ラクな現場の仕事しか経験していないので、先ほどのキツイ現場の経験しかしていない人とは意見が正反対になるでしょう。

 

しかし、現状の施設警備の現場の多くが、ラクな現場よりもキツめの現場の方が多く、また施設警備の仕事はキツクて忙しい所ばかりだぞ、というネガティブな意見の方が人の注目を集めるので、ラクだという声はあまり耳に入らないのかもしれません。

どちらの言い分も間違ってはいない

キツくて忙しい現場と、ラクでヒマな現場の両方を経験してきた者の意見としては、どちらの言い分も正しいとしか言えません。

ただし、忙しい現場の物件数の方がラクな現場よりも多いかもしれませんので、そちらの声の方が多い為に、ラクな現場という現場が無いかの様に見えているかもしれません。

 

実際現場で働く施設警備員さんでも、キツい現場や楽な現場どちらか片方しか経験していない為に、偏った思いで仕事をしている警備員さんもいるのです。

施設警備員さんの多くは、警備会社からの指示でその施設に配属になったら、年単位で同じ職場で働く事が多いと思われます。

 

交通誘導警備員さんの様に定期的に現場が変わるわけではないので、別の施設警備の現場に入って

「あれ、前の現場と仕事量が全然違う」

と、現場によって仕事量が異なるという事に気付きにくいのだと思います。

 

そんな環境なので、自分の勤務した仕事がキツイという意見が出やすく、またその声が多い為に「施設警備の仕事はキツイ」という偏った情報が流れるのではないでしょうか。

 

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