雨の日に湿度の上がる不快な警備室

部屋の中が外気とは遮断されて快適だ、という話は警備員には通じません。警備員は恵まれない現場もあり、その中でも警備室に恵まれないと殆ど外と変わりない様な部屋もあるのです。特に梅雨や夏の時期になると、非常に高い湿度の部屋で仕事をする事になり、何もしていないのに汗ばんでくるのです。

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警備室内の湿気が多過ぎて外に居るのと同じ

警備員の仕事をしてきて、警備室内の環境も非常に重要な事を知らされました。

ある現場で勤務していた時、警備室が余りにもボロい小屋で、殆ど外にいるような感じでした。

 

築50年近く経っているような建物は、隙間だらけで冬は隙間風が入り、夏は湿気が入り込むというとても劣悪な警備室でした。

それにとどめを刺すのが、エアコンが壊れていて、水は漏れるわ効き目は悪いわで散々でした。

 

かつて外扉が壊れていて、外気がバンバン入り込んで出入管理の受付場の環境が悪い所もありましたが、警備室内がこの様な環境では「もはやどこにも逃げ場がない」といった状況でした。

古い施設などの警備室にはよくある話なのかもしれませんね。

最近の企業ビルなどなら、警備室もさぞ恵まれた環境になっている事でしょう。

 

警備室がこんな有様では、仕事の効率も上がらなくなってしまうのです。

待機時間や仮眠時間に不快過ぎて休まらない

警備室は何も仕事をするだけの部屋ではありません。

多くの現場の警備室という空間は、受付をするだけの場所ではなく、休憩室や仮眠室が備わっている場合があります。

 

休憩室や仮眠室というのは、仕事の合間に食事をしたり、一息入れたりまた仮眠をしたりする部屋です。

仕事の疲れをとる為の部屋なのに、その部屋が不快な空間になってしまっていては、仕事の効率も下がってしまいます。

休みを取る時に、体を休める事が出来なければその部屋はあっても意味がありません。

 

そして外の過酷な環境から、快適な温度にしたいのに空調が壊れていては、休憩していてもなお不快になるだけです。

今のご時世、エアコンの無い部屋ではたとえ室内にいても熱中症になってしまうかもしれません。

空調の効く部屋の有難さ

その後の現場の警備室は、空調もしっかりと聞いた警備室でした。

外の寒さや湿気などが入り込む事は無く、空調も設定温度通りに機能しています。

 

ああ、これが普通の警備室なんだな

 

と思いました。

隙間風の入らない部屋、外の湿気が入らない部屋。

今時あれほどひどいボロ小屋で仕事をしていた警備隊は周りにそうはいないでしょう。

しかし、もしかしたら今でも「ボロ小屋の様な警備室」で毎日仕事をされている警備隊の人もいるかもしれません。

 

毎日大変でしょうが、頑張ってください。

 

今またあのようなボロ小屋の警備室で仕事しろ、と言われたら素直に従うか怪しいです。

それほど空調がまともに機能している警備室は有難いのです。

今、毎日空調が当たり前の様に効いた部屋で勤務している警備員さん、その警備室は恵まれた警備室なんだ、という事をよく嚙み締めて仕事をして欲しいと思います。

 

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