施設警備の現場に仮眠室がある所では気になる事だと思いますが、仮眠室のシーツの交換は、どのくらいの頻度で交換しているのでしょうか。他社の警備会社の仮眠室のシーツ交換が気になって調べてみたのですが、会社によってみな違う事が分かりました。20代から70代くらいまでの警備員が、仮眠時に使用する布団のシーツ。まさか交換しない所なんてないですよね。
仮眠室の布団はみんなが寝る
当直勤務のあるお仕事には仮眠室があります。
まあ、警備業界の様な社会的地位の低い職業では、仮眠室なんて恵まれた部屋が無い現場も普通に存在するのです。
そんな仮眠室ですが、仮眠室には布団がありその布団に当直勤務の警備員が交代で仮眠を取ります。
仮眠室に用意してある布団の数にもよりますが、その日に一つの布団を同僚と交代で仮眠を取る所もあるのです。
つい先ほどまで同僚が寝ていた布団で寝るのです。
人によっては潔癖な人でなくても躊躇してしまうでしょう。
高齢者全員を悪く言うわけではありませんが、高齢の人の中には加齢臭のきつい人もいます。
まれに若い人で加齢臭のきつい人もいますが、多くは60歳を過ぎた位の歳を取った人たちです。
そんな人がさっきまで寝ていた布団に入ろうとすると、余りにもの匂いでそれはもうとても寝られたものではありません。
あれって本人たちは匂いに気づかないものなのでしょうか。
しかも、当直勤務の現場によってはシャワーなどの汗を洗い流す設備が無い所もあったりするので、その日1日汗をかいたその体で布団に入るのです。
とても定期的なシーツ交換では追い付かないほどに。
シーツの交換周期は様々だった
シーツの交換をするのはそれこそ現場によってバラバラでした。
よその警備会社がどのような周期で交換しているのか気になったので、調べてみました。
ある警備会社では2週間に一度
また違う警備会社では1か月に1度と云う所もありました。
1か月に1度って、そんなでは加齢臭を発していなかった若い警備員も勤務に入り仮眠をするごとに、加齢臭を発する警備員になってしまいそうです。
会社側は、現場のシーツがどれだけ汚れて匂いがついているのか知らないのでしょうか。
ちなみに以前いた私のいた現場では、1週間に1度の周期でシーツ交換をしていました。
しかし、その1週間交換でも加齢臭を発する高齢警備員の匂いはすさまじく、特に枕は加齢臭の出る周辺なのか、前日に誰が勤務に入って居たのかわかるほどの残り香でした。
日中ももちろん加齢臭をまき散らしながら歩いているので、警備室内でも匂いで誰がいるのかわかるほどです。
そんな加齢臭をシーツに残しているので、布団で寝る事をやめた隊員さんもいるほどです。
布団で寝るのを諦めた工夫
加齢臭が嫌な隊員さんは私だけではありません。
別に潔癖症というわけではありませんが、あれほどの匂いの付いた枕や布団で寝るのは、多くの人が嫌がるのではないでしょうか。
しかし、仮眠時間の間に仮眠を取らないわけにもいきません。ではどうしたらよいのかというと、ある隊員さんは自分で寝袋を持ってきて布団の上に敷いて寝ていました。
そう、これなら加齢臭の付いた布団に直接寝転ぶ事無く横になれます。
寝袋に加齢臭がついてしまいそうな気もしますが、自分の服に匂いが付くよりはましだと思うのはとても理解できます。
なぜ匂いを付けた本人がなんの対策もせずに、何の落ち度もない者が工夫をしなければならないのでしょう。
確かに、生理現象な事なので加齢臭を出すなとは言えませんが、仮眠を取る前に汗拭きシートを使ったり、枕に自分のタオルなどを敷くなどする対策は出来るはずです。
そういった対策もしないで堂々と匂いを付けて寝ている当事者に対して、当時は腹が立った事もありました。
この様に、定期的に交換するシーツですが、たった1週間交換でもこのような問題は発生していました。
今の現場では加齢臭を発する高齢警備員がいないので、布団の匂いに関する問題は何もありません。
現場によっては匂いが原因で同僚とうまくいかなくなる場合があるので、注意が必要です。