細密巡回時に見回りをしている警備員がいる中、防災センター内で待っている警備員は何をしているのか

施設警備員が夜間に館内を見回っている時、警備室または防災センター内にも警備員はいます。基本的に細密巡回時に警備室を空けていくわけにはいかないので、相勤者でもあるもう一人は警備室内で待っているのですが、その間彼は何をしているのでしょうか。

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細密巡回時は警備室で留守番をする者

施設警備員は夜間に細密巡回をする現場は多いともいます。

いわゆる夜間巡回とも呼びますね。

 

施設管理者が警備会社へ仕事を任せた時、夜間に館内を巡回させ建物の安全を管理して欲しいと思うのは当然なので、細密巡回も当然と依頼する事になるでしょう。

主に窓の戸締り確認や火気点検など、防災や防犯に関する業務となっています。

 

そんな夜間の巡回ですが、平均して1時間くらいは見回る事になると思います。

夜間の勤務となると、その細密巡回者と防災センター内で待っている警備員さんそして、その時間帯に仮眠している警備員さんと、平均して3人くらいは居るのではないでしょうか。

 

細密巡回で一人は館内を歩き回っているので、仮眠者を除くもう一人は防災センター内で待っている事になるのです。

しかし、待っていると言ってもただボーっとしているのではなく、防災センター内でも意外とやるべき事はあるのです。

やるべき事は意外とある

相勤者が細密巡回をしている間、もう一人は防災センター内で待っています。

待っている、と言ってもただ座って帰りを待っているのではなく、やるべき事はあります。

 

施設にもよりますが、夜間の時間でも授業員が帰宅する為に防災センター前を通る事もあります。

その時に、荷物チェックや鍵の返却があったりするでしょう。

 

人の管理や鍵の管理などは警備員の業務なので、ただ待っているわけではないのです。

いつ通りかかるか分からない状態なので、防災センター内に居るとはいえ、出入管理業務も兼ねているのです。

 

そして、防災センター内にいるという事は室内に設置されている防災監視盤の管理も当然あります。

よほど毎日対応する様なものではありませんが、施設によっては細密巡回者がその襟派を通過するごとに無線が入り、巡回も終わった無人のエリアの機械警備のセットをする事になるかもしれません。

 

出入管理で従業員の対応をし、無線が入れば機械警備のセットをする。

夜間でも防災センター内にいる警備員さんのやるべき事は意外とあるのです。

巡回で出た方が気はラクである

過去に勤務した現場では、細密巡回者の業務と防災センター内の業務のどちらも経験してきました。

一方は館内をくまなく歩きまわり、また一方は防災センターから一歩も出ない、という両極端な業務です。

 

どちらかといえば、細密巡回は新人の警備員さんからベテランの警備員さんまで幅広く勤務に就く事が出来ますが、防災センター内の業務となると、監視盤の操作や無線で巡回者へ指示を出す事もあるので、ベテランの警備員さんがやる場合が多くなります。

新人さんでは監視盤の操作や、状況を判断して無線を飛ばす事が出来ないので、慣れるまでは細密巡回の業務専門となりますね。

 

規模の大きな施設ともなると、1回の細密巡回で数時間は歩きっ放しになるなんて事は当たり前の事ですが、同じ様に防災センター内で対応するのも大変な事です。

そうなると施設の規模に関係なく、細密巡回として館内を見回っていた方がまだ気が楽だと言えるでしょう。

 

戸締りや火気点検などは、警備員が最終的な確認者でもあるので責任は大きいですが、防災センター内で対応に追われる事と比べるとマシだと言えます。

まあ、それでも防災センター内の業務を経験を重ねれば大した事も無いので、どれだけその現場で経験を積めるのか、という事で仕事の負担は変わると思います。

 

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