警備員の休憩室はどこへ行っても汚れているイメージがあります。男だらけの職場で誰も片づけをしない、となると汚いのは当たり前でしょう。そうはしたくないので、私の現場では常に目を光らせているのですがどうしても片づけのできない人はいるもので・・。
休憩室を私物であふれ差す
休憩室は共用の部屋です。
相勤者と交代で使用する休憩室は、時間ごとで使用する人間が変わります。
なので、その日勤務する警備員一人が好きなようにものを出しっぱなしにして良い部屋ではありません。
この辺りをよく理解していない警備員がたまに居ますね。
人によって物を持ち込む量が違います。
同じ様な勤務しかしていないのに、なぜかたくさん物を持ち込む警備員がいます。
別に禁止している訳ではないので、何を持ち込んでも良いと思いますが、せめて出しっぱなしにしたり、あちこちにものを置かないで欲しいですね。
先ほども話したように休憩室は自分の部屋ではありません。
私物をあちこちにおいて、他人の私物を置く場所までも占領したりします。
私物をしまうロッカーもあるのに、入りきらない。また1か所にまとめて置く事が出来ないくらい多いのはさすがに持ち込み過ぎなのではないでしょうか。
また人によっては片付けや整頓が上手にできない人もいます。
まあ、ここで問題になっている隊員さんは、見た感じ自分で片付けや整頓が出来ないのに所持品が他の人より多いタイプです。
一番物を持って来てはいけない人ですね。
昔、片付けのできない警備員に対してある隊員さんが、片付けが出来ない事で苦言を呈した時
「散らかっていると思ったのなら、自分で片づけてくれればいいのに」
と言われたそうです。それを聞いたとき「あ、こいつはダメだ」と思いました。
自分で出しっぱなしにしているモノを、気になるならお前が片付けろ、と言っているのですから。
他人の物なので手を付けられない
本来他人の所有物を片づけて良い物かどうかの判断は付きません。
冷蔵庫に入っている、1週間位経った飲みかけのドリンクや、机の上に置いてある封の空いているスナック菓子など、捨てて良いのかどうかなんてわかりませんよね。
他人にとって捨てる基準でも、本人にとっては残してあるものなのかもしれません。
休み明けに出勤した時に、捨てられたと知ったらケンカになるかもしれません。
そもそも他人の所有物なので、簡単に第3者が処理する事はなかなか出来ません。
しかし、明らかに「これ本人はもう忘れてるでしょ」という状態の物もあります。
そんな時は本人に忘れていないか聞いたりもし、案の定忘れている物も多々ありました。
共用の場所に、本人さえ忘れている私物が置きっぱなしにされると非常に迷惑です。
置いた本人でさえ忘れてしまう、この様な人はよく良く観察していると、片づける、という行為がどうやら苦手なようです。
整頓が下手な人は片づけが下手
整頓が苦手な人は片付けも苦手・・
この言葉はどちらも同じ様な気がしますが、どちらか片方が得意な人もいます。
備品などの整頓はうまく出来るのですが、その時に使用した工具や、出たごみなどは片付いていないのです。
せっかく整頓してくれたのに、その後が残念な人です。
また、私物があちこちに置いたままになっている整頓が苦手そうな隊員さんは、休憩室で食事をした後の食器や、割りばしなどが片付いてない事があります。
このパターンは両方ダメな状態ですね。
人が共用して使用する場所で、自分の出したものが、置いた物が片付けられない様な人はなにも警備員に限った事ではありません。
どこの職場にもいる事でしょう。
そういった人は別に悪気があってやっている事ではありませんが、他人に迷惑をかけている事には間違いありません。
ケンカ腰に指摘するのではなく、何度指摘する事になっても根気よく片付けを促すようにしましょう。