施設警備員は夜間に見回りをする時、業務の中に火気点検があります。これは誰も居なくなった建物内で、それまで使用していた火気関連の設備などのチェックが主な仕事です。その各点検のチェック項目は現場ごとで異なる場合もありますが、どんなものをチェックするのかは現場が変わっても大体同じなのです。
夜間巡回時の火気点検
施設警備員は夜間巡回で火気点検を実施しています。
これは配属している建物ではほぼ実施している業務だと思います。
よほどその建物内で火気に当たるモノを一切使用していない限り、施設警備員が夜間の巡回で火気点検をする事になっているハズです。
この火気点検は建物によって点検件数が異なり、商業施設の様に飲食店の多い施設になると件数は多くなります。
以前の大型商業施設勤務の時は、飲食店が5~60件くらいあり、その店舗1店当たり1~10か所のガスの元栓があるのです。
これを夜間に警備員は1店舗づつ厨房に入り各店舗にいくつの元栓がどこにあるのか把握したうえで1つづつ確認していきます。
配属当初はこの元栓の数と位置を覚えるだけでも大変な作業です。
自分のメモ帳に各店舗の図面を書いてガスの元栓の位置を記して覚えていきました。
そんな火気点検ですが、元栓以外にも確認するべきものは沢山あるのです。
どんなものを見ているのか
夜間の巡回時に火気点検として見るべきものは沢山あります。
例えば喫煙室内の灰皿の中にくすぶっているタバコは無いかだとか、厨房内のフライヤーを切り忘れていないか、施設内の規則で電気ポットを切るとされているのを忘れていないか、施設の規則というものを入れるとそれこそキリがありません。
電気ポットを例に出すと施設によっては火気点検の項目に入っていたりいなかったりと様々です。
更に火災に影響無さそうな電気機器類だとしても建物によって規則が違うので意外なものが火気点検の項目に入っていたりもするのです。
基本的に電気を使用する備品類は火気点検の項目に入りやすいので、どこの施設でも似た様なものが火気点検のチェック項目に入りがちですが、配属先の施設によっては異なるものもあるという事を理解しておいた方が良いでしょう。
見逃すと火災の発生にも繋がる
これら火気点検の項目に入っている以上、巡回する警備員の責任で点検を実施します。
万が一点検を見逃した事で火災が発生した時、その時は店舗を管理している側の責任も確かにありますが、最終的に夜間の巡回時に見逃した警備員の責任にもなります。
契約で巡回が義務付けられているのにそれを怠ったとなれば契約委はいんとなり、更に火災が発生した事で建物自体に損傷を与えたとなれば、契約を継続して貰えるかどうかという事にまで影響が出るかもしれません。
たった1本のタバコの消し忘れでも、大きな建物を全焼させる場合もあります。
施設警備員は夜間巡回で火気点検を任されているからこそ、1本のタバコの消し忘れや1か所のガスの元栓でも見逃してはいけないのです。
1か所くらいいいや、と甘い考えは捨て丁寧にそして確実に確認する様にしましょう。


