お弁当が来なくて食事なしの勤務

先日、お昼の休憩時間にお弁当の配達を頼んでいたのですが配達の方が時間になっても現れず、相勤者の隊員さんが配達弁当を食べそこなって勤務の交代時間になってしまいました。時間で働いている身としてはこういったズレは非常につらいことです。

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お弁当が予定時間に来ない

配達弁当はお昼よりも少し前に来ることが多く、うちの隊でもお弁当食べてから相勤者と交代する流れが自然とできています。

これは警備業務の時程表とお弁当の配達がたまたま重なって、食べ終えてから後退するタイミングがちょうどよい時間になっていました。

しかし

このちょうど良いタイミングがたまにズレる事があり、お弁当の配達が30分遅れると、その隊員さんはお弁当を食べることなく、相勤者と交代しなければならなくなるのです。

だいたいひと月に数回、配達が遅れる時がありそんな日は皆そろって

「今日はハズレ日だ・・」

となります。

そんなはずれ日になる時は、時計を見ながら

「もしかしたら今日はお弁当の到着が遅いかも・・」

と先を読んで、自分の用意している予備の食事か、晩御飯用に持ち込んだ食事をお昼ご飯として当てています。

隊員さんの中には、業務を交代した数時間後に食べればよい・・と割り切って我慢する人もいますが、やはりご飯はちゃんとした時間に食べたいものですよね。

警備員の交代時間は変えられない

普通の職場なら、配達の遅れた弁当はお弁当が到着してから食べればよい、となりますが、うちの現場では配達が遅れてくる時間帯がちょうど業務の交代の時間にあたるので、届いてから食べるという事が不可能なのです。

 

警備業務というのは相勤者と時間単位で交代しながら仕事をしています。

 

お弁当の到着時刻に合わせて警備業務をずらす事は出来ないので、その時間に食事をできなければ食べずに仕事に入らなければならないのです。

食べずに仕事といっても、数時間もすれば交代の時間が来るので、例えば14時頃には交代して、少し遅いですがその時にお昼ご飯を食べる事は出来ます。

先日も、配達が遅れた為に配達弁当を食べる事は出来ませんでしたが、交代前に軽くパン菓子を食べていたので全く何も食べずに仕事・・というわけでもないのです。

まあ、休日でも12時きっかりにお昼ご飯を食べている訳でもないので、そこまで時間通りにご飯が食べられない事に拘る事もないと思いますが・・。

向こうにもこちらにも事情がある

お弁当の配達が遅れることについて、以前業者の方に文句を言った隊員がいました。

まあ、文句を言いたい気持ちは十分にわかりますが実際に言ってはダメだと思います。

配達業者の方は我々警備員の業務交代のタイミングなんて知りもしないわけですからね。

しかもうちの時程表に合わせて配達している訳でもなく、うたい文句も「12時頃に配達」となっているだけで、早くても遅くても何か補償をするとも言っていません。

だいたい、配達はうちだけでなく色々な企業に行っている訳ですから遅れるのも仕方ないと思います。

それを自分の都合だけで、配達業者の方に文句を言うのはさすが高齢者というか、まあ例の年配警備員なんですけどね。

すべての人がそうではないですが、高齢者は自分勝手だとか我慢が出来ないだとか、まさに悪い例の典型な高齢者の言動をしたのです。

向こうにも事情があるのですから、心に思うことがあっても言葉に出すのは余程の落ちでもない限り言ってはいけませんね。

お弁当の配達が遅れたのは、2.30分程度の事なのですから責められるほどの落ち度ではないと思います。

しかし、この年配警備員の発した言動は言葉には出しませんが、十分賛同できます。

うん、珍しく年配警備員の思いと一致した出来事でした。

 

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