自分の勤務する現場も同じですが、多くの施設警備の現場の警備員さんはいまだにマスクを外して仕事をする事が出来ていないのではないでしょうか。もしかしたら一部の現場ではマスクを外しているのかもしれませんが、そんな現場は非常に羨ましいです。
警備員のマスク事情
数年前から全国でマスクの着用して業務を行う様になりましたが、未だにマスをは外せていません。
感染症が広まり始めた数年前の当時は、夜間の巡回の時はマスクはキツイだろうからと外しても良いとされていましたが、慣れとは怖いもので今となっては、夜間巡回中でもマスクを外さずに付けたまま見回る様になりました。
確かに息苦しくはなりますが、鼻の部分までマスクを下げて鼻で息が出来る様にしていますが、それでも口の周りが暑くなり邪魔になります。
そんなマスクですが、日中の出入管理業務の時でも自社も含めて、業務中はマスクの着用が推奨になっています。
日中の巡回や、出入管理業務では多くのお客様の対応をするのでマスクは外せないのです。
警備員がマスクを着けていないと
他の現場で施設警備員がマスクを付けずに仕事をしている所は、今のところ周りではありません。
どこの警備員さんもマスクを常に着用して仕事をしています。
そういえば、下番中の自宅までの車の道のりでも、交通誘導警備員さんでマスクを外している人は見かけませんね。
この暑い中、本当にお疲れ様です。
今の現場でもそうですが、警備員が出入管理でマスクを外せないのには理由があります。
これは施設警備員に限った事ではないのですが、お客様を相手にする仕事では、サービスを提供する側の人間がマスクを着けていないと、高確率でマスクを着用していない事に関してクレームをつけてくる人がいます。
世間では、マスクの着用は強制ではなかったというのに、ニュースになるほどマスク着用に関するトラブルの放送がたくさんありました。
そして令和5年の3月以降に、場所の限定はありますが個人の判断という事になりました。
しかし、それでも場所の限定で無いような場所でも、多くの接客業の従業員は、依然マスクを付けたままです。
これは、他の人とは違う行動がとれない日本人の性格と、お客様からクレームを貰うかもしれないので外せない、という理由なのではないでしょうか。
外せるのは最後の最後
これは警備員に限った事だけではないと思うのですが、サービス業の人は世間でマスクを外せるのが一番最後になるのではないかと思っています。
多くのサービス業を利用するお客様がマスクを外さない限り、サービスを提供する側はマスクを外すのは無理でしょう。
本当は
「ウチのお店は従業員全員マスクを外して接客しています」
と堂々とクレームにも負けない姿勢で脱マスクをするお店が出てくれば良いのですがね。
そんな接客業が増えて、マスクなんてもう付けなくてもいいんだという風潮が広まれば、警備員もマスクを外せるのではないかと思います。
特に社会的地位の低い職業でもある警備業界は、クレームが入りやすいので恐らくマスクを外せるのは、社会の9割以上がマスクを外して生活する様になってからではないかと思います。