潔癖症は警備員に向かないのは当然

警備員は制服以外に装着する装備品があります。個人に貸与されたものではなく、警備隊に配備されたものです。しかし、その配備された言わば全員で着回しする装備品を着れない人がいます。他人が身に着けたものを切る行為は滅多にない事だともいますが、どこの現場でも普通にあり得るような事ですよね。

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共用で装着する物は意外とある

警備員として勤務する時、自分用に貸与された制服以外に現場で装着する物がたくさんあります。

外周巡回用のヘルメットや起動巡回ベスト、蛍光チョッキやキーケースなど・・

現場によっては「え、こんなものまで?」という様な装備品があったりします。

 

複数の警備会社を見てきましたが、会社によって身に着ける事が決められている物はバラバラです。

 

会社を移籍して前の会社では装着が義務でなかったものが、他の会社では義務になっている物は普通にあります。

 

しかし、一貫して同じ事があります。それは・・・

 

「共用で装着する装備品がある」

 

という事です。

警備員は制服は貸与されますが、それ以外に貸与はされないが勤務時に共用で装着する装備品があるのです。

 

先ほど例に挙げたようなものがそうですが、他の警備員仲間と着回しするのです。

人のモノを着回しする、というと学生の頃体育の時間に学校にある剣道の小手を使うのが嫌でした。

汗のにおいが染みついていて、体育の時間の後になってもにおいがついていた記憶が・・

 

現在では警備隊にある共用の装備品を、身に着けるのを毛嫌うほどではありません。

しかし、中には潔癖症という言葉が正しいのかどうか分かりませんが、人が身に着けたものを着られない様な人がいるのです。

人が着たものを着れない人

警備隊にある共用で身に着ける装備品の中には、汗の臭いの染みついた装備品があったりします。

まあ、匂うと言ってもそんな強烈なものではありません。

においのレベルは、人によって違うので説明は難しいと思いますが、着れない程ではありません。

実際ほとんどの隊員さんは日常的に装着しています。

あ、別にここの隊員さんが皆、そういった事に無頓着なわけではありません。

 

しかし、中には共用の装備品が着られない人がいるのです。

本人曰く、人の汗の臭いが染みついたものを着ると、その匂いが自分の制服にも付くので着たくないそうなのです。

 

世の中には人が触れたものを触りたくない、という様な人がいます。

人の触れるものが汚い、と思う気持ちが過剰に現れるような状態の様ですが、そんな人が他人の着たものを着れるわけがないのは、私は潔癖症ではありませんがなんとなく理解は出来ます。

 

しかも、その装備品は毎日洗濯している訳でもないので、潔癖症でなくても着る事に躊躇する時があります。

隊員さんによっては、キツイ体臭や汗かきの人などがいるので、場合によっては

 

自分の前に誰が着たか分かるほどの匂いが残る人もいます

 

加齢臭などは意外と個人差があり、前の現場では何人も高齢警備員がいましたが、残り香で誰か分かるほどです。

高齢警備員の加齢臭の残り香についてはまたの機会に話すとして、この様に人が袖を通して匂いが付いたようなものが着られない警備員は規則で決められた装備品を着れないとなると、はっきり言って仕事になりません。

そんな事では警備員に向かない

警備員は決められた装備品を着用して仕事をします。

その装備品が着られないという事は

 

警備員として仕事が出来ない

 

と言っているのと同じです。

生理的な問題で他人が身に着けたものが着られない、というのは仕方がない事ですが、現場としてはそれでは仕事にならないので困ります。

これを押し通すと「パワハラ認定」されてしまうのではないかと思い、隊長としてそこまで強くは言えません。

こういう時は、会社に判断して欲しいのですが今の所ハッキリとした回答は来ていないのです。

 

もしかしたら会社もどうしたらよいか決めかねているのかもしれませんね。

無理強いする事も難しいが、だからと言って現場を外してもすぐに代わりは用意できないし・・

うちの会社に限った事ではありませんが、替えの人なんてすぐに用意できるものではないですからね。

 

警備業界では、他人の着たものを着回しするなんて思ってもいなかったかもしれません。

しかし、警備員といういわゆる底辺な仕事ではそういった事がある、という予想もつきそうですが・・

余程今まで恵まれた職場にいたのかもしれません。

 

警備員という業界には色々な人が流れ着いてくるな、と思い知らされた出来事でした。

 

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