施設で勤務していると建物によっては雨の日に雨漏れする物件があります。鉄筋コンクリの建物でさえ月日が経てば、建付けが悪いのか地震などによるヒビのせいか分かりませんが雨漏れします。そのとき警備員として出来る、やるべき事は・・。
大型商業施設で雨漏れ
最近、雨が降った際に建物のある場所で雨漏れがありました。
窓部分からの漏れの様で、そこまで酷いものではないですが、建物の雨漏れは修繕がなかなか難しそうです。
一度造った建物なので、雨漏れを直そうとすると大規模な修繕になるようで、以前勤務した商業施設でも完全に雨漏れを直す事が出来ませんでした。
大型商業施設で雨漏れがあった時がびっくりしました。
「え、こんな大型の施設でも雨漏れするの?」
と。今まで雨漏れなんて、木造何十年も経過した古い住宅にしかない様なものだとばかり思っていましたから。
それが警備員になってからというもの、経験した全ての現場の大型鉄筋コンクリート建築物で雨漏れを経験しています。
思うにこれ大きい建物だからこそ雨漏れするのでしょうか。
大きすぎて建付けが甘くなり、経年で隙間が大きくなるという・・。
水たまりが出来るほどの雨漏れ
今までで一番大きな雨漏れは、通路に水たまりが出来るほどの大きなものでした。
その年の台風は雨と風が特に強く、横から降る雨が隙間に入り込み、通路で大きな水たまりを作っていました。
従業員もまだ残留している時間帯であったので、警備室にヘルプの電話があり駆け付けました。
こういう時、警備員はそこまで役には立てません。
せめて従業員と同じように水を掻きだすか雑巾で吸い取るしかできないのです。
何か特別な事が出来るわけではないのです。
こういう時は、設備担当の方の方が力になれますね。
業務用の専用掃除機で水を吸い取ったりする事が出来るのは設備の方でした。
警備室にも同じようなものがあれば、助けてあげられるのですがね。
とりあえず、警備室にあるありったけの雑巾を持って現場へ行きました。
警備員がする事、出来る事
雨漏れをした時、警備員が出来る事の一つに、現場を確保する事があります。
商業施設の時は、店内の通路頭上からの雨漏れだったので、お客様が雨に濡れないようにするのと、水たまりで転倒しない様にとカラーコーンで囲い注意喚起をしました。
これらは警備員がメインで動いていましたね。
従業員でも設備担当でも出来そうですが、彼らは彼らにしかできない様な行動をとっていたので、現場確保は警備員の仕事となっていました。
商業施設勤務時は、もう何度も雨漏れの対応をしました。
それ以外の現場でも雨漏れはありましたが、現場ごとで警備員に求められている水準が違いました。
雨漏れ時に、自分がどこまで求められているのかちゃんと確認してクライアントの要求に応えられるようにしましょう。