地方の大型商業施設と、都心部の大型商業施設の施設警備員さんの配置人数が違うという事を知りました。休みの日に遊びに行った際に、初めて入った大型商業施設で店内巡回をしている警備員さんを見かけました。しかも、その施設は警備員が同じ時刻に何人も巡回していたのです。
大型商業施設の店内巡回
先日お休みの日に、初めて入った大型商業施設で驚いた事がありました。
その大型商業施設では、店内巡回をする警備員さんを同じ時間内で至る所で見かけたのです。
私が経験してきた地方の大型商業施設では、1時間当たりの店内巡回をする警備員さんはせいぜい3名程度だったのですが、今回入った大型商業施設では各フロアに数名は巡回していました。
施設の規模は、私が勤務していた大型商業施設とほとんど変わりないのですが、店内巡回をしている警備員さんの人数が大きく違いました。
私げ勤務していた現場では、1時間当たり3名でしたが、これが普通だと思っていた所、それ以上の大勢の警備員さんが見回っていたので驚きました。
その日は休日だったので、店内には非常に多くのお客様がいました。
しかし、その客数は私が勤務していた施設でも珍しい人数ではありません。
どのフロアに移動しても、少し歩くと店内巡回中の警備員さんを見かけるのは、同業者として色々思う所がありました。
施設によって警備員の配置人数は異なる
時間あたりに多くの警備員を店内巡回させられるという事は、その施設と警備会社の間に非常に大きな金額の契約がなされているともいえます。
そしてそれだけ大勢の警備員を用意できるというのも、警備会社の大きさの証明でもあります。
最低でも巡回しているだけの警備員と同等の警備員がその日に出勤しているとも言えるでしょう。
交代で業務を回しているのであれば、倍は居るという計算です。
そして更に防災センター内にも出入管理業務にも警備員は配置されているでしょうから、その施設で1日何ポストの警備員を配置しているのでしょうか。
流石、都心部の警備会社や大型商業施設は違うな、と思いました。
この様に大型商業施設と言っても、警備会社や施設のある地域によって、契約内容が異なり、系列店舗の施設でも警備員の配置人数が異なり、そして配置人数が異なるという事はそれだけ多くの人件費がかかり契約金も異なるのです。
まあ、それでも警備員の業務はだいたい同じであり、そして現場の警備員に支払われる給料もそこまで変わりは無いでしょう。
配置人数は施設の規模によらない
同じ系列店舗で建物の規模もそれほど変わらないのに、警備員の配置人数がこれほどまで違うのかと、正直驚きました。
お客さんの賑わいは私のいた施設の所とあまり変わりないのに。
まあ、同じ施設と言っても1日を通した来店者数などが違うでしょうし、その施設にいた時間も数時間だけなので、一概に何から何まで同じとも言えません。
施設内に大勢のお客さんがいる時間帯が長くなれば、事案の発生する件数も上がるでしょうし、あまり関係ないかもしれませんが、地域によっては同じ系列店舗だとしても、客層が異なる場合もあります。
これで一つ分かった事は、同じ規模の商業施設の経験があったとしても、必ずしも経験した現場と同じとは限らないという事です。
「ああ、この広さなら忙しさの想像はだいたいつくな」
と思ってはいけないという事です。
過去にも似た規模の大型商業施設へ遊びに行ったことがありましたが、その時はどこの商業施設も似た様なものだな、と今回ほど驚かされる事はありませんでした。
しかし、今回の大型商業施設の警備員さんを見て
「都心部の施設警備、恐るべし」
と思い知らされました。