商業施設の警備員として無線を使う時は緊急時以外は定型の文言があり一度覚えてしまえば楽だった

商業施設勤務の当時、無線機を使用して業務を行っていました。巡回時に異常なしを伝える時や、異常があれば詳細を送る。また開閉店時には各扉を開錠、施錠するごとに無線を飛ばします。開閉店時は毎日同じ開錠や施錠をするので、無線で呼ばす文言も定型の言葉となり、先輩警備員から指導を受ける時、定型の文言を教わりました。

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警備員が使う無線内容

警備員は無線機を使います。

全ての現場が使うとは限りませんが、長年警備員として勤務されているような方は一度は使用した事があるかもしれません。

 

無線機を使用する仕事は身近にあまりないので、警備員になり始めて使うという人も多いと思います。

私も警備員になって初めて無線機というものに触れました。

 

商業施設勤務で無線機は大いに活躍します。

広い敷地内で勤務すると、連絡を取る時直接会う事なく直ぐに情報を共有できる無線機は非常に便利です。

 

また電話機とも違う点は、複数の人間が同時に会話の内容を知る事が出来る事です。

全員に何度も同じ話をするよりも、1回で内容を報告できその後も迅速に対応できます。

 

無線機で話す内容の多くは、巡回業務に関する事か、開閉店時に扉エスカレーターなど施解錠の作業をした事を伝える内容が殆どです。

これらは毎日行う業務なので、無線で話す内容も自然と定型文言になります。

緊急時以外は毎回同じ文言

開閉店の時の業務は、毎日同じことの繰り返しです。

同じ作業をして、その完了を無線で報告するのですが、毎回同じ事を報告するので、現場によっては無線の内容も決まった文言になります。

 

実際私が勤務していた大型商業施設でも、店内巡回や開閉店時の業務の内容を無線で飛ばす時、ある程度決められた文言で報告する事になっていました。

巡回にしてもどこを見回ったという報告や、開閉店時も開け閉めする扉の名称は共通なので、定型文言と言ってもそれほど複雑でもないのですがね。

 

ただ、初めて警備員として働く時は、各エリアの名称など専門的な単語などを覚える必要があるので、むしろそちらの方に苦労した記憶もあります。

日常的な業務の無線を飛ばす時は定型の文言でも問題ないのですが、緊急時などは話は別です。

 

緊急時でも「〇階東側で火災発生」などある程度決まった報告の仕方はありますが、それ以外では定型の文言はありません。

その時に相手に伝わりやすい報告になります。

まあ、緊急時では緊張もしているので、定型の文言があったとしてもその通りに報告できないかもしれません。

 

しかし、多くの場合は無線で報告する際に、専用の単語や施設の名称など警備員として頭に入れていないと、無線を聞いても内容が理解できない場合もあるので、配属先の現場の様々な名称は早めに覚える必要があると思います。

無線を使わない施設の現場もある

施設警備員とはいえ全ての現場で無線機を使用するとは限りません。

実際、大型商業施設の勤務以外では無線機を使用していません。

 

現場側でクライアントがPHSを提供していただき、それを使用して業務のやり取りを行ったり、そもそも無線機やPHSすら使用しなくても業務が成り立つ現場もあるからです。

所属している警備員さんが何人か居ても、実際の勤務が一人の勤務の場合は、無線機があっても話す相手は居ません。

その様な現場では無線機は必要ありません

 

施設警備員と言っても、無線機を一度も使用した事のない警備員さんもいるかと思います。

しかし、警備業務検定では無線機の使用を想定した実技の試験もあります。

一度も無線機を使用した事のない人にとって、いきなり試験で無線機を操作しろと言われても大変かと思います。

 

現場で無線機のしようがなく、いつか警備員の試験を受けようと思っている人は、会社を通じて無線機の練習が出来る現場をのぞいてみるのも良いかもしれませんね。

 

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