施設警備員の仕事は何歳までやれる仕事なのか、そして実際に高齢警備員さんのボリュームゾーンは

警備員さんで高齢の人は非常に多いです。今や警備業といえば高齢者の仕事の代表格とも言えるのではないでしょうか。そんな高齢の警備員さんですが、何歳まで働く事が出来るのか、そして実際の高齢警備員さんで多い年齢の幅は何歳くらいなのでしょうか。

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高齢警備員さんはまだまだ増える

警備業界はもはや「高齢者の仕事の代表格」と言えるほど年齢の高い人が多い仕事です。

周りの見ても同じ職場に年金を貰いながら仕事をしている人が半数以上いたりもします。

 

逆をいうと若い人に魅力がない仕事とも言えますが、仕事を定年退職した人を受け入れる業界が少ないのも理由の一つです。

警備業以外に清掃や設備員などの仕事もありますが、それらよりも警備業は仕事を覚えるのがラクであったり、仕事自体もそれほど重労働でない点も人気の一つかもしれません。

 

そんな警備員の仕事ですが、今度もまだまだ高齢の人は増えると思います。

まだまだ増える高齢の警備員さんですが、各警備会社は一応定年制ではあるのですが、これは有って無い様なものとも言えます。

 

定年制の無い仕事ならば、体が動かなくなるまで働いている人であふれていそうなものですが、何歳まで働けるのでしょうか。

個人差はあるが何歳でも可能

一応警備業界でも各社、定年制をしいています。

しかし、多くの警備会社はその定年が来ても、引き続き採用し続け働き続けている人も居ます。

 

そうなると80歳でも90歳でも働けることになりますが、実際現場で働いている高齢の警備員さんはそこまで高齢でも働けるものなのでしょうか。

一応、現場にもよりますが何歳でも働き続ける事は可能です。

しかし

 

歳を重ねる毎に「認知機能の低下」「体力の著しい衰え」の為に自ら身を引く事になります。

現場で働いていると、業務報告や新しい仕事の習熟など、頭に入れるべき事柄が出てきます。

 

この時に、全く記憶する事が出来なくなったり、館内を巡回するのに体がついてこれなくなったりと、自分で気づく様になるようです。

昔はいくらでも頭に入ったのに、何時間でも歩く事が出来たのに、それがだんだんと出来なくなってくると、引退を考えるようです。

 

これは人によって衰えからくる限界は個人差があるので、70歳で限界が来る人も居れば、80歳を過ぎても元気、という人も居るでしょう。

実際の現場で70歳の時点で認知機能や体力に陰りが見え始めていた人も居れば、80歳手前なのに認知機能も体力も歳相応ですが元気な人も居ました。

 

人によっていつまで働けるのかというのは違いがありますが、それでも多くの高齢の人が怪しくなってくる年齢がある、というのは感じました。

 

70歳手前の警備員さんがピーク

多くの高齢警備員さんを見てきましたが、ある一定の年齢に達する時に分かれ道の様な年齢がありました。

この年齢が来た時に、限界を感じて辞めてしまうか、引き続き警備員として前線で働けるか、という年齢です。

それは

 

「70歳前後付近です」

 

この年齢が近づいた時に、年々衰えが目立つ人とそうでない人が居ます。

そして70歳を迎える時に、自分で限界を感じたのか辞めてしまう人も多いです。

 

ジャスト70という数字の印象もありますが、もしかしたら認知機能と体力の衰えが一気にくる年なのかもしれませんね。

今の現場でも70歳をもうじき迎えそうな隊員さんが何名かいますが、彼らを見てもやはり個人差がある様で、まだまだ頑張れそうな隊員さんも居れば、70歳を迎える前ですが既に怪しい人も居ます。

 

それでも誰もが頑張って仕事をしているので、周りから見ても本当に無理だと思えるまではこのまま仕事をして欲しいと思います。

警備員の仕事は定年が有って無い様なものなので、高齢になった隊員さんが無理をして働いている、という状況もあるかもしれません。

 

歳を取るというのは誰もが通る道なので、高齢の警備員さんでも助けてあげられる事は助け合って仕事をするのが、自分の為にもなるのかと思います。

 

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