警備って楽そうでしかも簡単になれそう、だから警備員になりたい・・・。
結論から言えば、何号警備をするのか、どんな現場で勤務につくのか。
で大きく変わると思います。どの警備でもどの現場でも楽な現場があればものすごく忙しかったり、精神的・肉体的に疲れる現場があると思って良いでしょう。
しかしそれは入社してみないと判りませんし、入社した先でも楽な現場や厳しい現場があります。
自分に合ったスタイルで選ぶ
施設警備だと
基本的に建物内なので夏の暑さや冬の寒さに余り影響を受けない。その代わり来店されるお客様やクライアント先に気を使い、精神的に辛い。基本、客商売の現場なので土日祝日は仕事。また緊急対応などが発生すると結構大変です。全メンバーでの対応になり待機(休憩)時間中でも出動します。子供が警察官だと勘違いして寄ってくる。
雑踏・交通警備だと
現場が早く終わったりすると職場によっては帰れたりすることがある。(もちろん全額支給)。土日祝日は工事が休みな場合が多い為、警備の仕事もお休みになる。基本的に現場は外がメインの仕事なので夏は暑くて冬寒い。心無いドライバーから野次が飛ぶこともしばしば。工事現場でも作業員から怒鳴られることもあるようです。現場が固定になりにくいので、環境がマンネリ化しない。
などといった具合にそれぞれ良い所と悪い所があって、更にその現場ごとで苦楽の程度が違います。たしかに世間一般の仕事と比べるとどちらも楽な仕事に当たると思います。外の勤務や、空調の効いていない建物内などの悪環境はありますが覚えることはそれほど高度ではありません。
警備員はあらゆる年齢の仲間と働く
あと、そこで働く警備員の人柄もありますね。職場には色んな人がいます。気の合う人がいれば良くない人も。普通の職場と違って結構長い時間一緒に仕事をします。
また警備員という仕事は隊で行動するので、お互い連携が取れないと全体の責任になってしまいます。人と付き合うのが苦手な人はいくら楽な環境の現場でも最後には人と合わないという理由で居づらくなってしまいます。
実際にその現場で働いてみないとそこで働く人物がどんな人か分からないので難しいところですが、人とうまくやって行けて環境も良いという状態なら最高の職場になりますね。これで初めて楽な職場といえるのではないでしょうか。
人によって楽な基準が違いますので上記を参考に自分にはどの警備があっているかよく考えてみましょう。それでも世の中のいろんな職業と比べても楽な方だとは思います。