運良く?合格したらいよいよ警備として現場へ行きます。
・・・残念ですがすぐには働けません。
面接に受かっても制服を受け取ってもすぐには働けません。
なぜなら「新任教育」があるからです。
まずは警備員とは何かを学ぶ
新任教育とは警備員が警備業務に就くに当たって必ず受けなければならない教育だからです。
これをやっていない警備会社があるならば、完全なブラック企業だといえるでしょう。
ブラックなどと呼ばれる以前に営業停止処分の対象に当たると思います。
もし、新任教育をしない会社に入ってしまったのなら、せっかく入ったのも何ですが直ぐに辞めることをおすすめします。
教育期間についてですが全体を通して約30時間、約4日間の期間になります。このあたりは警備会社によって差があるので5日間のところもあると思います。
新任教育って何
内容は警備業法についてのことや日本の法律、警備の礼式、現場の仕事内容などになります。これも会社によって様々かと思います。
中には軍隊かと思うほど厳しい教育のあるところもあるとか。
まあ、多少厳しいくらいの方が現場に出た時に恥をかかなくて済むので良いかもしれませんよ。
たかが4日程度のことなのでこの位で挫けずに頑張ってもらいたいです。
仲間と共に教育を受ける
この新任教育は同じタイミングで入社した仲間がいるかもしれませんので、もしかしたら数人で受けることになるでしょう。
私は、A社では1人のパターンB社では4人のパターンでした。1人だとマンツーマンになるので受けててちょっと息苦しかったです。
B社で4人のときは、教育3日目から一人減っていました。
教官に聞いても体調不良でと言葉を濁していましたが、「ああ、脱落したな」と理解しました。
何が辛かったのか判りませんが教育の段階で脱落するのはもったいないです。
せめて現場に出てから判断しても遅くないと思います。ちなみにこの新人教育の期間はちゃんと給料が出ますよ。
教育が終わればいよいよ現場へ
この新人教育の期間が終われば、次の日からいよいよ自分の割り当てられた現場へ行きます。
新任教育の終わり頃になれば講師ともある程度親しくなっているでしょうから、自分の行く現場の所属している先輩警備員の事や現場での注意点などを前情報として聞いておけるかもしれません。
後は、何時までにどこへ行くのか、制服以外に必要なものなど確認しておきましょう。公共交通機関でしか行けない、とか車で行かなければならない等あると思います。
また後になって◯◯が必要であったという事もあります。
意外と会社側が教えておかなければいけないことを忘れている場合もあるので注意が必要です。
もっともメモやペンは言われるまでもなく持っていくようにしましょう。
教えられたことを控えるために絶対に必要です。
どんな会社でも同じですが、初めはとにかく覚えることが多いので、あらかじめ手のひらサイズの手帳を用意するようにしましょう。
初日はとにかく頭も体も忙しくなるので、前日は早めに寝て十分な睡眠を取るようにしましょう。