施設警備にも楽なところもあればキツいところもあり、必ずしも給料が苦楽に比例しているわけでもありません。
なので、金額に釣られて入社すると後で後悔することになるかもしれません。
では、自分に合った警備会社をどのようにして選ぶとよいのでしょうか。
多くの施設に警備会社はお世話になっている
世の中か物騒になってくるほど警備会社の出番が多くなってきており、実際に一昔前より警備会社が施設に常駐する件数も多いそうです。
今では学校や病院などいろんな場所で警備員を見かける事と思います。
全てが同じ警備会社ではありませんが、大きな商業施設に有名な警備会社が入っていたり、地元の企業の施設などはその地域でよく聞く警備会社であったりすることがあるのではないでしょうか。
建物ごとに違った警備会社があると思ってよいでしょう。
警備会社によって給料はバラバラである
そんな色々な警備会社があるという事は、払っている給料もバラバラです。
大きな警備会社がたくさんの給料を払えるのは普通に考えてそうですよね。
小さな警備会社は安い給料しか払えない、と。
ところが警備業界は一概にそうとも言えないのです。
似たような施設でも金額とキツさのバランスが違う現場もあるのです。
例えば
Aという商業施設は大手の警備会社で1日勤務14,000円
Bという商業施設は無名の警備会社で1日勤務17,000円
あなたはどちらを選びますか。
入社した後で分かったとして
Aは現場がものすごくキツかったが福利厚生の充実や交通費支給有り
Bは現場がものすごく楽で福利厚生や交通費無し
こうなるとどちらが良いのかはご自身の生活の環境次第になってくると思います。
短期間でまとまったお金が欲しい、ですとか長く腰を据えて働きたい、などでどちらにも魅力がありますね。
金額で警備会社を選ぶと後悔する
自分の周りの環境に合っていない条件でお金に釣られて仕事を選ぶと後で大変な目に合ってしまいます。
募集にある金額だけでは分からない部分は、実際に働いて初めてから分かる事もあると思います。
安いから楽であろう、高いからキツいのであろう。という判断は危険です。
また、高い金額に釣られて入ってしまうと自分の性格にはとても合っていない現場で他の隊員に迷惑ばかりかけてしまった、なんてこともあるでしょう。
施設警備といってもみな同じような仕事ばかりをしているのではなく、その施設に合った、その施設に要求される能力が必要な現場もあるのです。
環境と給料のバランスが重要
ではどのようにして選ぶのが良いのでしょうか。
金額で選択するのも良いですが、その際に自分の性格や体力面などを考慮して選ぶのが良いかと思います。
自分がものすごく内気な性格なのに、お客様の対応が日々求められる大きな商業施設は向かないかもしれませんよね。
何年も警備で働いていこうと決めているのに、福利厚生が無くて交通費も出ないような警備会社では生活していくのにやや不安ですね。
自分の生活環境とやり遂げる体力などと相談しつつ、少しでも給料の良い警備会社とをバランスよく比べて入るのがあなたにとって良い警備会社になると思います。