新人警備員の初日は挨拶が重要

さて今日から新しい環境での仕事が始まります。

現場では警備室もしくは防災センターと呼ばれる部屋へ入り、先輩警備員の方々に挨拶をします。

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年齢の差が大きい職場

先輩警備員達は恐らく下は20代、上は下手すると70代の方もいらっしゃるでしょうか。18歳以上であれば上限はあまり関係ない職業なんだなと感じました。

現場にもよりますが人数は2~3人から10名を軽く越す大所帯かもしれません。中には今日はお休みの方も見えるでしょう。顔と名前を覚えるのに一苦労すると思います。

少なくとも隊長や副隊長くらいの顔・名前は覚えておきましょう。荷物を預けるロッカーがあれば案内して貰えると思うのでそこで制服に着替えましょう。

 

着替え終わると警備隊長と契約先の方の所へも挨拶に行かなければならないかもしれません。いわゆるクライアントです。この方々を怒らせてしまうと警備会社に多大な迷惑をかけてしまいます。消して粗相の無いようにしましょう。

 

 

研修中は先輩警備員と一緒に働く

一通りの紹介が済んだらあなたには教育係と称した先輩警備員が付くことでしょう。初めのうちはそこの現場での研修期間という扱いです。

ということでいきなり1人で1つのポストを割り当てられる事はありません、というか出来るわけ無いですよね、何をしたら良いのかわからないので。

なお、研修期間は現場や会社ごとで違うので一概に何日とは言えません。私はA社では3~4週間位、B社では1週間でした。

研修中は教育係の先輩警備員と2人で暫く(数日)は勤務する形となります。自分より若い教育係の警備員なんて普通にありうることです。

いくら若いといってもここの施設に関してはあなたより大先輩です。自分のほうが年が上だからと偉ぶらずに謙虚に接しましょう。

 

 

情報量が多いのでメモは必須アイテム

初日では教わることがたくさんあります。いくら記憶力の良い方でも半分も覚えきれないでしょう。

予め用意しておいたメモ帳の出番です、教わったことは忘れずに記入しておきましょう。

 

とにかく初日は初めて顔を合わす方ばかりなので、行った先々で挨拶をすることになると思います。

先輩警備員に連れられてテナントの従業員の方にも巡回がてら紹介されることもあるでしょう。

もしかしたら、常連のお客さんを紹介されたりするかもしれません。テナントの方もお客さんもこれから毎日顔を合わすことになると思うので、丁寧な挨拶を心がけましょう。

 

今日は初日ですが、研修期間中とはいえいきなり当務の現場も当たり前にあります、むしろそのほうが多いかもしれません。

ショッピングセンターなどの施設なら開店から閉店の動きを見てその後、真夜中の誰もいない館内を目の当たりにできる貴重な体験ができますよ。

営業時間中はあんなにたくさんのお客さんがいたのに、夜中は人っ子一人いない真っ暗な空間はとても新鮮なものです。

 

 

警備員の装備品

装備品については、無線機、巡回キー、警戒棒、腕時計、辺りは初日で説明してもらえるはずです。
ここで初めて無線機というものを触る方も多いのではないでしょうか。使い方は簡単で

・スイッチ(電源)を入れる
・ボタンを押しながらこちらから話す、ボタンを離す(発信)
・向こうが話す声が聞こえる(受信)

以上です。無線チャンネルなどは初めから設定されているでしょうから操作は簡単です。

警戒棒も持たずに勤務につく現場もあるかもしれません。身を守るために使用するものなので、決してふざけて使わないようにしましょう。

間違いなく隊長に怒られますよ。

一通り装備品を身につけるとだいぶサマになったと思います。大事な備品なので大切に使いましょう。

 

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