警備員の立哨についてのお話です。
立哨は警備員だけの仕事ではありませんが、警備員の立哨だけについてお話しします。警備会社の数だけ立哨の仕方があると思いますが、だいたい同じようになるのではないでしょうか。
会社ごとで違う立哨
基本的に足を肩幅に開くか足を閉じるかのどちらかです、その状態で腕を前か後ろに組むだけなので簡単ですね。
あとは会社ごとで後ろの腕をどうするのか、前に組む腕がどうだの・・です。
会社や現場で違ってくるので配属先の立哨は確認しておいた方が良いでしょう。
実際、経験した2社の警備会社の立哨は違っており、さらに現場でも違っていました。正しいのは現場でのクライアントの意見・希望だと思ってよいです。
比較的、商業施設ですと腕を前に組むのが多いのではないでしょうか。大半のショッピングセンターなどの従業員が手を前に組むのが主流なので
「警備さんもそれに合わせてね」
といった具合です。
状況に合わせて
私個人の意見ですが、警察官にも似た格好の警備員が腕を後ろに組んで立っている様は、なんだか偉そうに見えてしまいます。
ましてやそれが商業施設などでお客様をお迎えするのにそれではクレームが来そうで怖いです。
たしかに、腕を後ろに組んで威厳のあるように見せなければならない現場では効果は絶大だと思います。
しかし、お辞儀や問い合わせなどがあった時に腕が後ろで足を開いていると動作が遅れるんですよね。
お客様を目の前にしてお話を聞く際に腕を後ろに組んで休めの姿勢ではなんか失礼な気がしませんか。
なので、問い合わせもなくただひたすらじっと立っている立哨でない限りは接客業用の腕を前に組むスタイルが望ましいと私は思います。
ピクリとも動かない
さてじっと立っている立哨ですが、私自身があまりそういった職場での経験が無いので詳しく説明できません。
しかし、立っている最中は動いていけないと思います。
問い合わせなどのない場所での立哨業務は恐らく門番的な意味合いが強いと思います。
余計な人物を通さないという為に立っているので、ウロウロしたりよそ見をしていたりしては意味がありません。
背筋を伸ばして腕を後ろに伸ばして足を軽く開き威厳のある姿勢でじっと前を見据えじっと動かないでいる。これが出入り口を守る立哨だと思います。
かっこいい立哨を目指して
そういった立哨警備員のイメージは背が高くスタイルもよく比較的年齢も若い。
しかもシワのないピシッとした綺麗な制服を着ている。
そして、恰好の良い警備員がお店や従業員出入口で丁寧でスマートな応対で迎えてくれると、さすがに悪い気はしませんよね。
まあ、サービス業に携わる警備員の方でも手を前に組む警備員の方でも立哨はお客様の前で見せる業務なので手を抜かないように注意しましょう。
だらしなく立っていると、自分だけでなくそこの警備員全員の評価が悪くとられてしまいますので必要以上にフラフラせずピシッと立つようにしましょう。