施設警備の休憩時間と仮眠時間

労働には休憩時間というものがあります。警備業務にも休憩時間がありますが
施設警備業務のような長い勤務時間内では休憩と呼ばれる時間がたくさんあります。

スポンサーリンク

 

普通の仕事(8~9時間)ですとだいたい、お昼に1時間程度、職場によっては更に15~30分位はあるのでしょうか。

世の中全ての職業に当てはまらないとは思いますがこんなものでしょう。

 

8時間の休憩は多い?少ない?

施設警備ではこれが当てはまりません。施設警備の24時間勤務の場合ですと約8時間は休憩時間があると考えてよいと思います。

なぜそんなに長い休憩時間があるかといいますと、24時間の仕事をするとよほどのことでない限り次の日はお休み(明け日)になっています。

要するに24時間かけて2日分の仕事をしている形になっています。

普通の1日分の仕事を約8時間とした場合、2日分で16時間。24時間から16時間差し引いた結果休憩時間は8時間、という計算です。

 

外には出られないが施設内で事足りる

その8時間の休憩時間の振り分けは現場ごとで違うので配属先で確認してください。24時間の中で休憩時間は30分単位が何度もあるとか5時間以上あったりと様々です。

また、基本的に休憩時間というのは待機時間と呼ばれていて、緊急対応時には勤務に就く必要がある場合が多いのでその現場(施設内)から外に出ることは遠慮してほしい、という職場が多いと思います。

まあ、大き目な商業施設の職場に配属されるようですと大体のものはそこで全て揃っているので、わざわざ施設外に出て買い物に行くようなことは必要ないと思います。

実際私も、待機時間なんかには私服に着替えて無線機を装着し弁当やお菓子、雑貨などをよく買いに行きます。

 

 

家で寝られるほどは寝れない

 

24時間警備の仕事をしていて8時間という休憩時間が多いか少ないかは人それぞれかと思いますが、その8時間という中には仮眠時間というのも含まれています。

 

仮眠時間とは要するに、寝ることです。

 

長い勤務の間、夜中の時間はたいていの業務は終了しているので、一人勤務でない職場を除いて交代で仮眠をと取る形になります。

そもそも仮眠とは、不測の事態が起こった時に直ちに勤務に就ける状態の睡眠を取る時間のことを指しています。

しかも寝るといっても殆どの場合、数時間(2~3時間)が平均でしょうか。

更に仮眠室などがある職場ならまだましな方で、通常は防災センター内で床や事務用の椅子に器用に寝るなんてとこもあるでしょう。
(私は両方体験しましたが椅子の方はかなり難易度が高かったです)

 

明け日は昼寝確実

24時間働いて数時間しか寝ていないと、次の日に明けとして帰宅すると昼頃に睡魔が襲ってきます。

自宅でパソコンやテレビなどを見ているといつの間にか寝ていたりする、なんて事もしょっちゅうでした。

私は比較的、長時間寝ないと辛い方なんですが、人間意外と慣れるもので
数か月もすれば短い睡眠でも平気になりました。

だいぶ前の事ですが、夜中の仮眠時間を寝ずに朝まで相勤者とモ〇ハンしたことも何度か・・・。
(問題になるかもしれないので空想の話、という事にしておいて下さい)

 

 

仮眠勤務は経済的?

24時間勤務というのは長時間拘束されますが、休憩時間も十分ありますし慣れれば数時間の仮眠も気にならなくなります。食べるものも確保でき余計な光熱費もいらない。

一人暮らしの方などには毎日うちに帰る勤務よりも、24時間勤務の方が意外と経済的でおいしい仕事なのかもしれませんね。

 

「施設警備の1日」の記事一覧へ行く

スポンサーリンク