警備員は体力に自信のある人ばかりな印象があるが実は意外とそうでも無く誰かが風邪をひくと直ぐ広まる

施設警備員に限らず警備員の多くの人は体力に自信のある人が多い印象があります。しかし実際はそうでも無く、高齢の警備員さんも多いので体力はむしろ一般の人と同じか、もしかしたら多少劣るかもしれません。そんな警備員ですが、施設警備員の場合、誰かが風邪をひくとその警備隊の中であっという間に広がりやすい、という面もあるのです。

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警備員派体力に自信のある人が多い?

警備員の仕事をする時に、体力に自信がありますか?と面接で聞かれる人も多いと思います。

立ち仕事でもあり、また歩きっ放しの仕事でもある警備員の仕事は、体力が無いと直ぐに辞めてしまう人もいるので、面接時に体力が無いと辛いですよ、という意味も込めてそう質問しているのだと思います。

 

実際に働いてみて、現場によっては体力が無いと1週間で辞めてしまった人もいました。

世間の警備員という印象と、実際に働いている警備員の仕事との齟齬があるのでこのような事態になるのだと思います。

 

しかし、今警備員として働いている人すべてが、一般の人よりも体力があるわけではなく、むしろ高齢の人が多い分、平均よりも劣るかもしれません。

まあ、用は慣れの問題でもあり、数か月も仕事を続ければその仕事がこなせるほどの体力は付くものです。

 

そこまで辛抱できるかどうかという事ですね。

風邪は警備隊全員にすぐ伝播する

そんな「普通」とも言える体力の水準でもある警備員さんたちですが、特に施設警備員の場合は体力があっても風邪をひきやすいとも言えます。

どんなに健康な人でも、体調の悪い人と狭い空間で長い間一緒に居たら、絶対に影響されないとは限りません。

 

風邪を引いた人と同じ空間に長時間いたら、恐らく同じように風邪をひいてしまう事でしょう。

施設警備員の場合、警備隊として大人数で一緒に仕事をしています。

 

しかも施設警備員は、警備室や狭い休憩室、そして同じ仮眠室で同じ布団を使用する、という状態です。

同じ空間同じ布団を使用するという、逃げ場のない環境で仕事をするのです。

 

この時に一人でも風邪をひいている人がいたら、他の警備員さんに風邪が移らない方が不思議です。

過去の現場でも、一人の警備員さんが風邪をひくと、大抵その後次々に他の警備員さんも風邪をひいていました

 

他所から移されたか、という可能性もありますが、同じ日に出勤していたり、勤務のスケジュール上、毎回同じ人と勤務に入るなど、どう考えても同僚から移されたと考える方が自然でしょう。

少数の警備隊や、休憩室や仮眠室を共用しない様な現場では同僚から風邪をうつされる機会も少ないのかもしれませんね。

 

しかし、それ以外にも風邪を引いたのであれば仕事を休んだ方が、同僚に移してしまうかもしれない、という心配もしなくて済むのですが・・。

風邪をひいても休まず出勤

今まで勤務してきた現場で、体調不良で仕事を休む、という警備員さんとは余り出会ってきませんでした。

頭が痛いだとかお腹が痛いなどという理由で仕事を休むのは別ですが、軽い風邪程度で仕事を休むなんて、という警備員さんは少ない様に感じます。

 

警備員は、契約で配置人数が決められており、毎日必ずその人数の警備員を用意しなければなりません。

これは警備員であれば誰でも知っている事で、この制約のせいで、仕事を簡単に休んではいけない、という思いがある為に多少無理をしてでも仕事に出てきているのかもしれません。

 

別に他の警備員さんが代わりに仕事に出れば良いだけの事ですが

「他人に迷惑を掛けてしまう」

という思いから、体調不良でも仕事に出てきているのではないでしょうか。

 

医者から数日間外出を止められる様なインフルエンザなどの場合は別ですが、自分の代わりに同僚に無理な勤務を強いる、というのを気にしてしまい、普通の風邪程度では仕事に出よう出勤し、その結果周りの隊員さんたちに風邪をうつしてしまっているのかもしれません。

結局、同僚に迷惑を掛けてしまっているので、それならば数日間しっかり養生して、後日、仕事を代わってもらった隊員さんには休んでもらい、今度は自分が代わりに仕事に出れば良いと思います。

 

風邪をひくのは仕方が無い事ですが、そうならない様に日頃から手洗いやうがいを欠かさず励行しましょう。

 

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