警備員の仕事は一人で行う様な業務が多いです。巡回や出入管理でも交代制で仕事をするので一人です。そんな警備員が食事を取る時、交代で仕事をするので人によっては、いわゆる食事時の時間からずれてしまう人もいます。そしてその食事を取る時に、一人で取るのか周りの従業員と取るのか、と気になる人もいるかもしれませんね。
警備員の食事の時間は不規則
施設警備員の経験しかないので、警備員の食事事情と言っても「施設警備員の食事」に関した内容になっていますのでご注意を。
施設警備員として勤務してきて、食事の時間が食事時ではない、という事にはそれほど気にはしていません。
もともと、警備員の仕事をする前から食事の時間が不規則な仕事をしてきたので、その辺りは特に抵抗はありませんでした。
逆に、今までお昼ごはんなら12時、晩御飯は18時ごろ、など規則正しい生活をしてきた人にとっては警備員になってから不規則な食事の時間というものが我慢できない、という人もいるかもしれませんね。
まあ、施設警備と一言で云っても現場によって労務管理も異なるので、もしかしたら規則正しい時間に食事が取れる現場もあるかもしれません。
しかし、多くの施設警備の現場は交代で仕事をする以上、人によっては12時を基準として「早めの食事」か「遅めの食事」になると思って良いでしょう。
不規則な為に食事の回数も増える
今の現場でも、お昼と呼ばれる食事休憩の時間が9時台から、という人や13時以降、という隊員さんもいます。
一応、ここはヒマな現場でもある職場ですが、忙しいからとかヒマだからという理由では無く「交代制の勤務だから」この様になってしまうのです。
忙しくてもヒマだとしても、食事休憩の時間が早かったり遅かったりした時どうなるかというと
「変な時間帯にお腹が空く」
という現象が起こります。
9時台に昼の食事休憩を取っている警備員さんは、夕方前になると小腹が空くという話をよく聞きます。
其れは当然といえば当然ですよね。
12時よりも前の時間に食事を済ませているのですから。
その為、夕方よりも前の時間に間食をするか、もしくは夕方前に2度目の昼食が入るのです。
まあ、この昼食はどちらかというとがっつりでは無く軽食に近いようですがね。
この軽食が入る事で、1日の食事回数が4食になってしまいます。
夕方前に食事を取った警備員さんはもちろん夕食もとっています。
更にこの夕食の時間から仮眠の時間までがまた長く、夜中の2時くらいまでは寝る事が出来ません。
ずっと起きているという事はどういうことかというと
「お腹が空くので夜食を取ってしまう」
となるのです。
我慢できる隊員さんもいるので、全員がこの隊員さんの様に食事回数が多いわけではありません。
しかし、何人かの隊員さんはこの様な不規則な食事の時間帯や、起きている時間が長い為に自然と食事回数や間食など、食べる量が増えてしまうのです。
警備員は一人で食事を取るのか
施設警備員の食事の回数が増えてしまう仕組みは、お分かりになったかと思いますが、この食事を取る時の様子というのもまた現場によって異なります。
施設警備員さんが食事を取る時は、基本的に一人です。
時間帯が食事を取る時間からズレているので、周りの人は既に食事を終えています。
この周りの人というのは、クライアントでもある従業員さんや、食事時間が重なった同僚の警備員さんなどです。
多くの施設警備員は、警備室内で警備員しかいない空間で交代で食事を取るので、周りには自分以外いません。
また、防災センター内で一緒に仕事をしているクライアントの従業員さんなどが周りにいる場合は、彼らと食事の時間が重なる事もあります。
警備員とクライアントの従業員と仲が良くなれば、一緒に食事に行く事もあるでしょう。
前の警備会社では、隊長とクライアントの従業員さんが仲が良かったために毎回、昼の時間になると一緒に食事に行っていました。
警備員はクライアントとコミュニケーションを取らないといけないから、食事の時は一緒に行くように、という声もあるかもしれませんが実際の所はそこまで付き合う必要もありません。
クライアント側も食事の時は一人でゆっくり食べたい、という人もいるでしょうからね。
どこの現場でも、多くの警備員さんは食事の時は一人で食べている事が多いです。
それは交代制の為に、食事の時間に一緒に食べる人が周りにいなかったりする事と、クライアントの従業員と一緒に食べなければならない、という決まりも特にない為です。
現場によってはそうとは限らない場合もあるかもしれませんが、多くの現場では警備員は一人で食事を取り、しかも時間帯も不規則であるという事を理解しておけばよいかと思います。