先日巡回した時にまた警備員の巡回チェック漏れがありました。チェック漏れをやらかした数人の警備員は問題児な隊員もですが、中には10年以上もこの現場にいる年配隊員もやらかしています。問題児はともかく、10年もいてこれだと言いたくはないですが役立たずと言いたくなってしまいますね・・。
建物の巡回は各エリアに給湯室があり、その給湯室にはガスの元栓や換気扇、窓の施錠や部屋の電気など施設警備員が細密巡回時にチェックするごく普通の項目です。
このごく普通の項目の中のガスの元栓が今回2度も警備員の巡回でスルーされました。
2度スルーされたのですが巡回の人数で言うと4人分です。
そのうち問題児が一人で2回、通常のメンバーですと2人です。
更に2人のメンバーのうちの1人は15年近くこの現場にいる年配隊員になるのです。
建物の構造は変わっていないはずなので、恐らくずぅっとその隊員は今までの警備巡回でその元栓を見ないで細密巡回をしていたことになるのです。
もうね、何をしに細密巡回していたのかわかりません。
ただ歩きながら散歩感覚で巡回しているのでしょうね。
ただし、最大限に彼を擁護する見方をすると
年をとって物忘れが激しくなり、10年前はちゃんと巡回でチェックできていたが最近になってたまに見逃してしまう事が増えたのでしょう・・。
うん、これはこれで警備員失格ですね
こんなことクライアントに知れたら、そんな警備員には自分のところの施設を任せられませんと間違いなく言われます。
というかよく今まで何も異常がなくやってこれたなと感心してしまいます。
それもこの現場がとてつもなくお気楽な現場だからでしょう。
日頃から平穏無事に済んでしまうからこそ、使えない警備員がいても表に出る事が無い・・という。
失敗するような案件も発生しないからこそ、そんな警備員がいても務まるという。
施設警備員になって普通な現場を経験せずにこの現場に配属されてくると、10年いても他所では何の役に立たない警備員になってしまいます。
せめて初めのうちは苦労して基礎がしっかり学べる現場に行った方が良いですよ。